僕の人生では、もっとも高い買い物。

車。

前にも話したけど、今乗っているトヨタのラクティスは、2007年に購入したモノ。

当時、大好きな槇原敬之の「GREEN DAYS」がフジテレビ系ドラマ『牛に願いをLove&Farm 』の主題歌に起用されたのだけど、同曲は、「ラクティス」のCMソングにもダブル起用されて、迷わず購入。

トヨタのデュエットからラクティスに乗換え17年。

走ったキロ数28万キロ。

もう、ここ数年は、窓が上手く開かなかったり、エンジンが途中で止まっちゃったり、リアウィンドウのカバーがガバガバしたりと、人間の老人ではないが、いろいろガタがきていた。

でも、前述のように、僕は槇原敬之の大ファンだから、乗り換えるなら、マッキーが、また別の車のCMソングに起用された時に、その車にしようと思っていたのだけれど、待てど暮らせど、そうしたタイミングは来ず、ニベアのハンドクリームを買うに留まっていた。

でも、そうした中で、とうとう、その時が来てしまった。

今年の半年点検の時に、車屋さんから、

「もうエンジンがダメなので、次は車検通りませんよ、40万円程度かけてエンジンをリビルドするか、載せ替えるしないと、、、」

で、重い腰を上げて、決断したワケだ。

しかし、、、じゃあ、どんな車にするのか、、、。

これが難しい。

もともと、車に興味のない僕。

奥さんも同様。

でも、運転に自信のない奥さんは、ラクティスよりも小さい車をご所望で、僕はできれば、ボタン一つでオープンカーになるような、格好良い車を希望。

はい。

バカも休み休み言え、ということで、コンパクトカーを選ばされることになった。

まぁ、娘も19歳になって免許も取って、車を運転することになるだろうし、小さい車の方が無難なのだろう。

で、車屋さんに進められるままに、トヨタの新型アクアに試乗。

ああ、、、。

僕にとっては、小さすぎる、、、、。

運転していて、僕にとってはすごく圧迫感がある感じがして、でも奥さんは気に入っていて、、、、。

でも、さすがに、ここは主張して、もうちょっとだけ、大きめの新型ヤリスにしてもらった。

それが、287万円也。

さらに、僕は、車の中で素敵な槇原敬之の音楽が聴きたいから、10万円也の特別なスピーカーシステムを付けて欲しかったのだけど、これも、裁判官である奥さんから有罪判決を受けて却下。

車は移動するためのもので、音楽を聴く場所ではない、、、と。

まぁ、仕方ない。

と言いつつ、今は、納車される夏が楽しみになっていて、これも愚かな話だけど、買った後、そのヤリスの試乗体験のようなユーチューブが沢山でてるから、それを見て、ワクワクしてる。 

普通は、そういうの見てから、決めるモノだろうけど。

ただ、一方で、今のラクティスとのお別れ日が決まったことは、十二分に寂しい。

走行中にエンジンが止まっても困るのだけど、17年、寄り添ってくれた相棒だからね。

あと4ヶ月、ヤリスの紹介VTRをかけながら、ラクティスとの最後の日々を送ろうと思う。