11月29日になった。


29日は28日の次の日である。


27日は28日の前の日だった。


28日は当日であった。


今日は29日である。



はぁ、、、、、


終わった。



何というか、充実したトンネルを潜り抜け、僕は、ビルボードライブの翌日の世界にいる。


27日の頃までのように、「何歌うんだろう」とドキドキすることもできない。


それは、ちょっと寂しい。


でも、「ああ、素敵なライブだった」と噛み締めることができる。


それは、また幸せな日々。


今回、予想通り、予想を外しまくったが、初期に予想していた「チキンライス」「冬がはじまるよ」「僕が一番欲しかったもの」「Anywhere」は的中した。


でも、懇願していた「君を抱いたら」は勿論のこと、「12月の魔法」も素通りされていった。


まぁ、仕方なし。


やっぱり、マニアックにも程があるということか。


でも、「12月の魔法」は、2019年のミュージックフェアでもやってたワケだし、やってもよいと思うのだけどね。


以下、今回のラインナップ(2nd Stageより)。


1.素直

mc

2.冬がはじまるよ

3.北風

mc

4.シャゴビニ彗星の日[松任谷由美カバー]

(1stは「心ほどいて」[松任谷由美カバー])

mc

5.瑠璃色の地球[松田聖子カバー]

(1stは「MAY」[斉藤由貴カバー])

mc

6.東京ライフ[KANカバー]

mc

7.チキンライス

mc

8.GREEN DAYS

9.SPY

mc

10.僕が一番欲しかったもの


En1.Anywhere

En2.ANSWER(2ndのみ)



僕は1stステージの方を鑑賞。


1曲目の「素直」が終わるや、武部さんが、


「今日は、『どんなときも。』みたいな誰でも知ってる曲はやりません、普段マッキーがやらないようなレア曲でセットリストを組みました」


的なことを言ったので、


これは、、、、


「12月の魔法」どころか、


本当に「君を抱いたら」が来るのではないか、


「ひまわり」とかもある????


などと、カジュアル席から一人、妄想エンジンが全開になったが、その後、「冬がはじまるよ」と「北風」が演奏されたので、これは、ツッコミ待ちのネタなのか、と笑ってしまったら、本当にネタだった。


「このゾーンはね」


って、歌ったあと、武部さんが苦笑しながら、話されていたので、レア曲は、これからか、、、と期待した。


結論から言えば、ほぼ全部シングルのヒット曲だったので、ファンからすればレアな曲は、かろうじて、「Anywhere」くらいだったのだけど、武部さんと2人でやってるっていうだけで、そういう意味では全曲レアではあった。


ピアノのアレンジすごい。


バラード中心なんだろうなって思っていた自分が恥ずかしい。


何でもやれちゃうのだ。


で、今回、最も、グッときたのが「北風」のピアノアレンジ。


最後のサビの、


“小さく好きだと言っても君に聞こえない”


の歌い終わりやいなや、聴いたことないメロディラインで、アウトロを締め括った。


新海誠が新しい映画でも公開したんじゃないかというくらいの、朝の明るい日差しを浴びた美しい雪景色が眼前に広がった。


もともと「北風」は、サビで、一気にメジャーコードになり、開いていく感じの構成なんだけど、アウトロで、さらに、その上をいく鮮やかさを目の当たりにして、僕は、その神々しさに、涙、止まらず。


やばかった。


そんなワケで、もう少し、語りたいこと、あり。


あと数日、お付き合いください。