今年、見た、マッキーの夢、2本目。
何とデビュー30周年を越えたマッキーが、日本青年館で、デビュー当時のセットリストで、ライブをするという。
僕の欲望をまるごと具現化したようなコンサートである。
夢の中で、僕はなぜか中一の息子と一緒だった。
彼は、まったく槇原敬之に興味なんてないのに。
でも、彼もどーしても近くでマッキーを見たいというので、すっごい近い座席で観覧しようと、会場を前へ前へと進むと、何と、舞台の袖に僕たちの座席があった。
下手側だ。
コンサートが始まる直前になって、トイレに行きたくなった僕は、息子を舞台袖に残して、ロビーへ。
すると、会場から爆音、大音量の演奏が!
始まっちゃう!
なんと一曲目は、うぉーおお うぉーおお、おーおおお、で有名な「僕の彼女はウエイトレス」!
あれ?
「80km/hの気持ち」からじゃなかったっけ?
訝しんでも仕方ない。
はやく、息子が居る舞台袖に行かなくちゃ。
向かう途中で、夢であることに気付き始め、そしたらすぐに目が覚めた。
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なんだか、最近、思う。
マッキーのコンサート会場にいるときの僕が、僕だなぁって。
あまり楽しい話じゃない。
最近、違和感を感じるときが多いのだ。
僕が僕じゃないような。
大きな仕事が多い。
年齢を重ね、キャリアも長くなってきたから、仕方がないことだけど、あまりに僕に見合わないレベルの業務を任されることが多くなってきた。
会社全体のプロジェクトを指揮したり、300名を越える取引先の関係者相手に会社説明を行ったり。
これ、本当に、僕か?
僕が僕の着ぐるみを着て僕を演じているだけなんじゃないかって。
荒唐無稽だけと、やけに実感のある違和感を覚えるのである。
でも、そんな僕が一番正直な心のパッションを炸裂できるのが、大好きな槇原敬之のコンサートかも。
だから、今年になって早2回も、夢コンサート鑑賞をしているんじゃないかなって。
全国にいるマッキー関係の友人たちとしゃべりまくっている時も、本当の僕だと思うけど、コンサートがないとなかなか会えないし。
そんな風なこと思うのは、ただの現実逃避かな。
ちょっと、僕が僕を抱えきれないほどに、色んなモノが大きくなっていて、逃げ出したいのかも。
まぁ、こうやって、ここで本音を独白するのも僕が僕を保っている貴重な場。
知らない自分と対峙しつつ、もう少し、頑張ろうか。