マッキーが、カバー・アルバムを出す。

近年、そういった類いのアルバムは、色んなアーティストが発表しているけれど、1998年に、マッキーが第一弾を出した時には、結構、新鮮で、それは先駆的な取り組みだったと思う。

で、今回のカバーリストは、実に、特異で、6アーティストに絞って、3曲ずつ、合計、18曲のカバーだ。

中島みゆき、

松任谷由実、

山下達郎、

小田和正、

大江千里、

久保田利伸、

というラインナップ。

何か、マッキーファンであり、1990年代に青春謳歌だった僕には、ど真ん中のアーティストばかりだ。

ただ、僕にとって、そのアーティストの、これらのラインナップが、僕の、ど真ん中というワケではない。

例えば、小田さんで言えば、「キラキラ」は、そう、ど真ん中ではない。

かと言って、「ラブストーリーは突然に」をマッキーに歌って貰いたいとは思わない。

合わぬ。

では、何が、マッキーに相応しいか、、。


「あなたを見つめて」

「春風に乱れて」

「風の坂道」

「so long my love」

いや、こうして並べると、単に僕の趣味か。

嬉しかったのは、マッキーが「夏の日」を選んでくれていること。

これは、小田和正って言うか、オフコースだ。

でも、僕の、ど真ん中。

かつて、アマチュア時代に、マッキーは、この曲を、カバーしているが、あれから25年程経ってのカバーは、興味深い。

個人的には、「君住む街へ」が、ベストなのだけど、それは、もはやただの僕の趣味である。

いや、もう完全に、僕の独断で、小田さんの曲を1曲、マッキーに歌って貰えるよとなったら、何を選ぶか。

ずばり。


「あの人に会える」

マニアックが過ぎるかな。