マッキーがテレビで、歌唱していて、「こりゃあ、上手い! 神!」

みたいに、イスラム教徒が聴いたら激怒しそうな感想を抱くことって、マッキーファン22年の僕でも、そうない。

振り返ると、1994年の“HEY!HEY!HEY!”における「東京DAYS」の歌唱。

2002年では、“Home Sweet Home”ツアー初日を放映した“音靈”における「ANSWER」。

また、放送年を俄に正確に思い出せないのだが、村上ポンタさんの番組におけるカーペンターズの「Yesterday Once More」の歌唱。

さらには、広島平和記念公園でのイベントにおける「見上げてごらん夜の星を」。

しかし、昨夜、さらにベスト歌唱が加わった。

NHK教育で夜やっていた“亀田音楽専門学校”における山口百恵の「プレイバック part2」。

早いパッセージが巡る曲だし、マッキーに合うのかな、などと不信神に思っていたのが僕の浅はかさ。

神は降臨した。

最後の「あなたのもとへ」などは、優しくも強く、はっきりとした発音で情緒的で。

このまま『Listen to the music 3』(妄想)に入れてもいいんじゃないか、というクオリティの高さだった。

番組自体も、曲に対する見解を言い合う内容で、僕は、マッキーの様々な、音楽に対しての見方を垣間見せて貰った気がして大満足だった。

久しぶりに小倉さんや斎藤有太さんとの共演も見れたし。

有太さん、相変わらず、姿勢、良いし。

ちなみに、アンチマッキーの奥さんも、番組の面白さに、結構、熱心にみいっていたが、彼女が、一番評価したのは、何にでも合わせる小野文恵アナの、器用さだったらしい。

ちなみに、「プレイバック part2」も、ブレイクの効果はすごいが、「僕の彼女はウェイトレス」のAメロに入る直前のキメとブレイクも、印象的だと思うのだが、如何?

この問いには、答えずに、奥さんは、8歳女児と3歳暴力男児を抱えて、寝室へと消えたのであった。

プレイバック。