日本平動物園に行って来た。
動物を見るだけではなく、触れる展示もあるので、結構、好き。
3歳暴力男児は、ウサギやヒヨコや脱走ヤギと触れ合った。
是非、日々の乱行を省みて、優しい気持ちを育んで貰いたい。
8歳娘は、ポニーに乗馬体験。
小学生までだが、2年生なのに平均身長が5年生近くある巨大児に、ポニーが潰れてしまわないか心配。
潰れなかったけど。
乗馬は、屋根の着いた狭いフィールドを半周。
2分ほどだ。
乗馬待ちで、結構な数のチビッコ、デカッコが並んでいたが、比較的早く回って来た。
あと何人かで、娘の順番になるに及んで、第4コーナー付近で、3歳男児とカメラを構えて待つことに。
すると、ポニーは、別の子を乗せていたのだけれど、僕と息子の前でピタリと止まり、曲輪を曳く田畑智子似の飼育員のお姉さんの声かけにも頑として動かない。
やがて、ゆっくり歩き出した。
その後も、娘の番になるまで、幾人かの子どもたちを乗せて、回ったけど、必ず、僕と息子の目の前で立ち止まる。
「何で、止まってんだよ!」
という息子の非人道的な声掛けにも、寂しげで、うつろな目で、僕たちをじっと見て、立ち止まるポニー。
娘の番が来たが、やっぱり、僕らの前で立ち往生。
お陰で、勇猛な武人が跨がっているように勇ましい乗馬姿の娘を激写することが出来た。
終わって、柵から離れ、別の動物を見に行こうと、歩き出した僕ら。
ポニーは、別の子を乗せて、また職務を継続。
僕たちが退いた後、別の人たちが第4コーナーの柵に付いてカメラを構えていたのだけれど、もうポニーは、立ち止まらなかった。
3歳の息子に興味を覚えていたのかなぁと不思議な気持ちに。
けれども、僕狙いだったってこともあるか?
もしかして、僕の友達が悪い魔女に魔法でポニーに変えられて、僕に助けを求めていたのでは、、
などと思った。
それは、ないか。
楽しかった動物園。