二十四節気の立夏&端午の節句です。 | 狸山齋狸宇婆の徒然草

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徒然なるままに、日暮らし硯に向かいて… 硯ではなくキーボードですが、心に浮かぶよしなしごとをそこはかとなく書き綴って見たいと思います。

今日は二十四節気の立夏です。

暦の上では今日から夏が始まります。今日はなんとも相応しい暑さになりましたね。

 

若葉が繁り、日差しが眩しく、暑い日もあって夏の気配が感じられますが、

夏本番はもう少し後になります。と言っても今年はどうなることやらオロオロ (・_・ )( ・_・) オロオロ

 

目に青葉 山ホトトギス 初鰹

という句がありますが、

我が家の側ではまさに目に青葉ですよ。そして、ホトトギスの声も聞こえます。

初鰹はなんと4月の内に頂きました(うふふ

 

朝から晴天なのですが、午後から急に風が強くなってきました。

亭主殿が、

「春一番みたい」

と言っていましたので、

「今日は立夏だから、夏一番だよ」と返しておきました(*^_^*)

 

さて、今日は端午の節句でもあります。

 

旧暦の5月は、梅雨の湿気で伝染病などが多く発生したために、

5月最初の午の日(端午)に薬草とされる菖蒲を家の軒先に飾ったり、菖蒲湯に浸かったりしました。

また、菖蒲を浮かべたお酒を飲んだりもしたそうです。こうして邪気を払ったのですね。

 

菖蒲が「尚武」や「勝負」に通じることから、江戸時代以降、端午の節句は男の子の節句と

捉えられるようになりまし。

そして、男の子の出世や息災を願って鯉のぼりや武者人形を飾るようになったのですよ。

 

我が家の小さな鯉のぼりです。毎年、飾っていますよ。

この写真は茨城で飾った時の物です。

 

今住んでいる、栃木県ではこのような武者幟を飾ります。

最近では少なくなりましたが…

この写真は道の駅に飾られていた物です。

栃木県と言っても、私の故郷足利ではこのような武者幟は飾りませんでした。

普通の鯉のぼりに、家門入りの吹き流しでした。

場所に寄って色々なのですね。

しかし、何処の地域でも子供の成長を願う思いは同じなのでしょう。