父は4年前、母は2年前に亡くなりました
2人とも認知症でした
当時を思い出しながら記事を書いています
思い出しながらなので、話が前後している場合もあります
・両親のこと
・息子のこと
・ネコのこと
・バイトのこと
・株のこと
・更年期のこと
などなど書いて行こうと思います!
母は
「おはようございま~す」
と起きてきてからはずーっと
テーブルの方の椅子に座っていました
ご飯を食べる時も
新聞を読む時も
母に座ってもらっていた椅子の後ろに窓があり
たまたまその窓に面したお隣りのお家が
壁の塗り替えをしていました
シート越しですが
なんとなく人の気配がありました
母はその窓から
「人が覗いてるわ」と
ワタシは最初はお隣りの職人さんの
気配が気になるのかな?と思って
「お隣りに職人さん入ってるけど
シートあるから覗かれないよ~
こっちにもカーテンあるから見えないよ~」
「今こーやって覗いてたわ!」
「覗きません!」
いちいちまともに答えておりました
またある時は
「この家でこんなにのんびりさせてもらって
いるけど、元の家が心配だから
そろそろ帰らないとね。
お隣りさんが家に入り込んで
物を盗っていくんだもの」
「まさか!ちゃんと鍵しめてきたから大丈夫よ」
「鍵開けて家に入り込んでどんちゃん騒ぎするわ」
「そんなことしないよ」
母が他人を疑うことに
なんでそういう発想になるの!?と
いつもマジギレしていました
認知症には【妄想】という症状があることを
まだ知らない時のことだったので
そういうことを言われる度に
腹立たしく、苛立ちを感じていました
↓母の扱いに困った時の愛読書
![認知症の親へのイラッとする気持ちがスーッと消える本 [ 榎本睦郎 ]](https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/book/cabinet/7445/9784522437445.jpg)