父は4年前、母は2年前に亡くなりました。

2人とも認知症でした。当時を思い出しながら記事を書いていこうと思います。

思い出しながらなので、話が前後している場合もあります。


ねこクッキーあしあとねこクッキーあしあとねこクッキーあしあとねこクッキーあしあとねこクッキーあしあとねこクッキーあしあと


昨日の続きです



父の病室へ行くと父はご機嫌にしており、寝ている時に川を渡ろうとする夢を見ていたことを話してくれた!


向こう岸にはオヤジとオフクロ(わたしの祖父母)がいて、手招きしていたからそっちに行こうとしたんだけど、やっぱり行くのやめてこっち側に戻ったんだよ。

あれが三途の川なんだなぁ。本当にあるんだなぁ


と言っていた。



入院している病院の先生は、救急車で運ばれて来た時は生きるか死ぬかの瀬戸際だったと言っていたから、本当に三途の川まで行ったのかもね。


なんで戻ってきちゃったのよえー



若い方の先生が手配してくださったおかげで、父が救急車で運び込まれた病院(実家から車で1時間)から、実家の近所の病院(実家から車で10分)へ転院する話が決まった。


退院の日は午前中に退院だったので、母を迎えに行ってからだと間に合わないといけないから(わたしの家から実家まで車で3時間半)、わたしが直接車で父のいる病院へ行き、退院手続きなどをしてそのまま転院先の病院へ送ることになった。


紹介された病院は実家から車で10分の病院だったけど、初めて行く病院だった。

こじんまりしていて、清潔できれいな病院だった。


父の入院手続きなどをして病室に行くと父は既にベッドに寝ていて「きれいなところだなぁ。ところでここはどこだ?」

と聞かれたので「今日からここに入院するんだよ」と答えた。

「え?オレここに入院するの?そうかぁ。きれいなところだなぁ。」とニコニコしながら言うので

「そうだね、良かったね」みたいな会話をした。


「ところでここはどこだ?」とまた聞かれた。


「だから、さっきも言ったけど今日からここに入院するんだってば」


「え?オレここに入院するの?そうかぁ。」


という会話を何回も繰り返した。

認知症全開笑い泣き


元々父のことが苦手ということもあるし、1人の時に何回も同じことを聞かれて困ってしまい「ちょっとばぁば(母)のこと連れてくるね。」と、会話をきって部屋を出た。


実家へ行き、母のことを連れて再び父の病室へ行くと父がナースコールを押していた。


「どうしたの?」と聞くと


「ここはどこだ?なんでオレはここにいるんだ?」とまた聞かれた。


「前の病院からこっちに転院するように言われたからここにいるんでしょ。今日からはここに入院するんだよ」と答えたところで、看護師さんが困り果てたように病室に入ってきた。


「もう何回も何回もコール押されて、なんでここにいるんだ?って同じこと聞かれて困るんです。こちらもナースの人数いませんから。このまま退院していただけませんか」


みたいなことを言われて少しびっくりした。

確かに体調が変化したわけでもないのに何回も呼びつけられてご迷惑かけたなと思ったし、


退院してもいいならしたいなと実は思っていた。

入院費がかかって困るから…ショボーン


せっかくキレイな病院に入院させてもらえることになったけど、看護師さんから「もう無理」のようなことを言われ、こちらも前の病院の先生に言われたから来ただけだし、母を連れてきた足でそのまま父を退院させることになった。


シーツとか使ってしまった分の代金はどちらでお支払いしたらいいでしょうかと看護師さんに聞いたら「いりません」と言われた。(お金がかからずホッとした)


今後こちらの病院は通院で長いことお世話になります。



母は「お父さんに薬だけはしっかり飲ませるから大丈夫!」とはりきっていた。


結局 大きな病院の先生に提案されたこと

・医療つきの介護施設を探すために実家近くの病院へ入院しましょう

・母をわたしの家へ連れて行きましょう

・ご両親を引き離しましょう


どれも実行できなかった笑い泣き

せっかく提案していただいたのに、ごめんねてへぺろ



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