お前は本も読んでないだろーと父が私に読み終わった本を渡した。
暇だったので読んで見た。
売れてるってのだけしってた。。。
以前、テレビで見たことがあって、とても優しい人だと感じていた。
テレビじや政治学専門なのに愛を説いてたわ
- 悩む力 (集英社新書 444C)/姜尚中
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夏目漱石が好きらしく、夏目漱石の作品をよく引用しながら、書いてた。
現代の悩みは何を信じ、どう生きるのかわからなくなっている。
それが以前は高尚な人や一部の人の悩みでしかなかったが、
今ではそれが全体の、普通の人の悩みである。
情報に溢れ、検索すれば答えがでてくる。
繰り返し、自己肥大化がおこると身動きがとれなくなってしまう。
一見、何も悩まず、社会に対しても周りに対しても上手くやっているように
見える人もいる。だけど、それはやっぱり浅く、人は深く悩んだほうがいい・・
悩んで悩んで、突き抜けるのだー
宗教やスピリチュアルなどが流行っている。それらを否定するわけではないが、
結局自分が何を信じるかであり、
1人に1宗教を。(多分自分で自分の社を築くのと同じ感じだと思う)
というようなことが書いてあった。多分・・・・
そして、家でぼーとしてると母が最近読んでる本を読むことに。
- 天命 (幻冬舎文庫)/五木 寛之
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戦争地から生き抜いてきた経験をもつ著者。
そんな環境では、「優しくていい人」「本当の善人」は、戦地では最初に死んでいった。
自分のような食べ物を盗んだり、ずるをしたものが生き残った。
そんな善人たちの犠牲の上では生きている。
その悲しみのうえで、そんないろんなものたちの犠牲のうえで人は生きていることを認識しながら、
そんな悪人のわたしでさえ、救われる。
とのようなことが書いてある。最初、悪人説???とおもったけれど、途中からは納得できた気も。
宗教が、病気を治してくれたり、寿命を教えてくれたり、借金を返してくれたり
助けてくれるわけではない。
宗教は、苦しみを抱えながらも人が生きていくエネルギーを与えてくれるもの。
と書いてあった。
これもまた、何を自分が信じるか だと思った。
何を信じ、何を選択し、何を行動にうつすか。
うーーーん。わたしには経験が必要だなぁと思う。
読んで考えることは、、、、好きだけど
よく頭でっかちになるのです
「五感を満たすこと」と「楽しむこと」がテーマだなぁと思う。
あとやっぱり「お金」の価値観も。