beautycon TOKYO [メモ] 藤原美智子さん
半顔で、別々のメイク。
一つは可愛い系のサマーメイク。もう一つは秋のネオクラシカルメイク。
まずは可愛い系サマーメイク
目元は淡いベージュをアイホールに指でささっと仕込み、茶色のアイライナー、しかもリキッドを独特のタッチでサラサラと描き、綿棒でアウトラインをぼかす。
独特のタッチってゆうのは、力を入れず左右に行ったり来たりしながら、絶対綺麗に描けないだろうって感じのタッチでした。後でぼかすから綺麗に線を引くことを目的にはしてないので、それでも良いのかなと思いますが、慣れてない人が真似すると上手く行かなそう。
下まぶたには水色のアイライナーを使い、これまたササッと下まつげを書くように色を載せていきました。
そしてビューラーで根元をグッとあげてぱっちりとさせ、マスカラ。
チークはピンクを使用し、骨格を意識しながら指の動き、色の乗せ方をレクチャー。
リップは赤っぽいピンク
これまた割とラフに直付けで、色を乗せた後アウトラインを指でぼかす。時々ティッシュで指をぬぐいながら。
私としてはその手つきではみ出たり口周りが赤っぽくなったりしていない事に驚きました。本当にテキトーかと思うぐらいのラフさで、的確な事をしてるので、熟練度がすごい!さすがです。
メイクするときは手首を柔らかくする事を意識するようにと仰ってましたが、たぶんご本人の手首も物凄く柔らかいんだと思います。
あと眉毛も隙間を埋めるように書いてアウトラインをぼかす。
そう、このアウトラインをぼかすという事に美智子流の技を感じました。
どの色をどこに乗せて、どのくらいぼかすのか。その調整によって様々な人物像を創造している感じでした。