雑感 その25



その同居時代うちを何かとかばってくれたひいばあちゃん(=旦那の祖母)やけどな~。



現在入院中らしい。


それより心配なのは痴呆にかかってて、孫(旦那)のことすらも分からん時があるんやと。


極めつけは、鬼姑のこともな~。
「いつも舅(=実子)の隣にいる女の人は誰?」と聞いたらしいね~。



そんなんになっとるのに、同居解消後、ほとんど顔を見せてないうちの小坊主の写真見て、「会いたい」なんて、本当に言ってるんかどうかも怪しいと思いましてな~。



どうせまた、鬼姑がでまかせ言うとるんか、そうでなければよっぽど小坊主のことを想ってくれとるんやろうと、うちは申し訳なく有り難く思っとる。



ひいばあちゃんはこうなること(=自分が痴呆になること)をみこして、元気なうちにこっそり手紙を書いてくれたんだろうさ。




小坊主宛にね。
「立派な青年になって下さい。お父さんお母さんを大事にして下さい。」とね。


うちはむしろ、あんな形で逃げるように義父母宅(=ひいばあちゃんの家)から出て来てしまい、ろくに義父母孝行出来ん嫁やったのに、ひ孫の小坊主には「お父さん、お母さんを大事に」と言ってくれたそのひいばあちゃんの心が、有り難くて申し訳なくてね~。うちはその手紙を見るなり涙が出たわ。




今でもそうや。



ひいばあちゃんのことを想う時はいつも涙が出る。



ただ、痴呆がそれほど進んでて、もう旦那(=孫)のことも忘れかけてるのに、うちを見たらどんな反応するんやろうか・・・?




うちは正直ちょっと怖い。



責められるんじゃないかと思って・・・。




綺麗な思い出そのままにおいておこうか、それらを承知で小坊主連れてでもひいばあちゃんに会いに行こうか・・・。


正直ちょっと悩んでる。


ひいばあちゃんには、辛い時に助けてもらった恩義があるからな・・・。



残念ながらひいばあちゃんのその手紙は今はもう無い。


多分、綺麗好きな旦那が捨ててしまったのや。紙切れのようなものに書いてあったからな~。


鬼姑の目を盗んで書いてくれたんだろうさ。

こっそりね・・・。