副会長を拝命している「#四街道市 #憲法改正 推進市民の会」の講演会で、
#松沢成文 ・参議院議員にお越しいただき、
#日本維新の会 の憲法改正論について、講演頂きました。
私も、10年以上前の、#次世代の党 の頃から、幹事長としてご指導いただいていた、松沢議員ですので、私から講師のお願いをさせて頂き、講師紹介もさせて頂きました。
参加者のほとんどの皆さんも、大満足の、素晴らしいお話に感銘しました！
"知らなかったよ〜 維新の会に惚れたよ〜" などのご感想。
実際、国会での憲法改正論議は、維新と国民民主党がリードしています。自公は立民の賛同をも得ようと過度に慎重、立民は実質の審議遅延や拒否ばかり。これでは前に進みません。
私も国政にいった暁には、松沢議員と力を合わせて、憲法改正論議を前に進められるよう、全身全霊で働くことを、改めて誓います！
- GHQは日本を占領した時は、天皇制を廃止し共和制しようという声が、諸国で強かった。しかしマッカーサーは、君主制を維持しつつ戦争を放棄させようとした
- 長年憲法を改正していないことを、誇るのは、間違えている。時代に合ったものに変えるのは当然で、それを政治家が怠ってきたのであり、誇ることではない
- 本来は前文から改正すべき
- とうとうロシアと北朝鮮が軍事同盟を結んだ。日本にとっては大変な脅威。そういうことから目を逸らすべきではない
- 維新の会の憲法改正論は、5つの柱
- 1、教育無償化 2、統治機構改革 3、憲法裁判所 4、自衛隊明記 5、緊急事態条項
- 教育無償化；日本は教育にお金がかかり過ぎる。だから子供が産めない。抜本的な少子化対策を打つためには憲法改正
- 岸田総理は“異次元の少子化対策“言い始めたが、社会保障費からその財源を作ろうとした。！？
- 松沢案…教育国債で、財源を作るのがよいのでは
- 教育無償化したら、家計の他のところにお金を回せる。そうすると経済活性化にもつながる
- ただこの議論は難しい。大阪府吉村知事は、私学の高校無償化した。すると小池都知事も無償化した、が、東京都近接県で不公平・格差が生まれてしまっている。今その是正を国に求めている(田沼注:まさにそれで議会質問したばかり) また、私学も、授業料がどこまで妥当なのか？の議論もある。更に、公立学校に行く学生が減ってしまうリスクもある。改革をすると色々な難題も出てくる
- 統治機構改革；現憲法は“地方自治の本旨に則って“とある。
- ただその定義が不明
- 都道府県の単位で動くのは時代遅れ。道州が強い権限を持ち、善政競争するべし。
- 補完性の原理；市町村ができることは市町村にやってもらうべき。今は市町村ができることまで厚労省が介入してきたり。国は外交防衛などに特化すべき ＝地域主権改革
- 憲法裁判所；今は条例が憲法に違反しているかどうかを、審議できない。
- 例えば自分は“多選禁止条例”を作った。3期まで。しかし、黒岩知事が、4期目の知事選に立候補しないと、訴えられない
- 解釈改憲なども出てきてしまう
- 自衛隊明記；2項が問題。“実力組織持たない、交戦権も不保持“…ここまで言うと、自衛もできない。独立国家といえない。
- 1項“国際紛争を解決するための手段としては、戦争放棄”＝自衛のための戦争は認められる。これは世界中同じであり、問題ない
- 2項に困った政府は、専守防衛＝生存権 を言い始めた
- 反撃能力についても、専守防衛の範疇だ、と政府解釈して、今備えている
- 維新案は3項を追加し、“行政各部の一として、自衛隊保持”
- 松沢案は、2項削除。そしてできるなら、“自衛軍”という位置付けとすべき。今は存立危機事態でないと武力攻撃できない。それまでは警察と同じ動きしかできない。
- 集団的自衛権も認めるべき。アメリカの戦争に巻き込まれる？ その前に、日本をアメリカが助けてくれるかわからない。政府は米軍基地を提供し、集団的自衛をしている、と言い張っている
- 9条は、戦争放棄→国家安全保障 という名前に変えるべき
- 国連秩序は崩壊している
- ウクライナが何もしていないのに、ロシアが侵攻した
- 国連決議で、北朝鮮を非難しているのに、ロシアは北と軍事同盟した
- なんでもありの時代。独裁国家は、日本潰せ、も本当にできてしまう。
- 中国も、香港を、条約違反なのに実質併合してしまった。台湾もいよいよ危機
- 南シナ海にも、中国は国連憲章を全く守らずに、占領した
- 日本は目覚めなければならない
- 日本は3つの領土問題を抱えている。無いことになっているが、紛争はある
- 尖閣 中国も“自分の領土だ”と言い張ってる
- 竹島 韓国が常駐してしまっている
- 北方領土 ロシアは憲法改正し領土は返さないと書いてしまった。今後日露で対立激化すれば、北方領土に軍事拠点を置く可能性ある。
- 軍隊を持つのは、、、戦うためではなく、戦争をさせないため。それが日本人はわかっていない
- 防衛装備品海外移転；武器を他国に支援しません！となっている。戦争を煽るじゃないか！ というが、違う。我々の価値観を広げるため。ウクライナの平和を守るための武器もある。侵略戦争ではなく、自衛戦争をしているんだ
- 対戦車用の地雷除去車を送り出すべき。
- パトリオットミサイルも日本はたくさん保有している。アメリカから買っている。アメリカは今ウクライナにたくさん渡しているため、アメリカ保有のミサイルが減っている、故に日本が渡せばいい。そういう協力も可能なはず
- “尖閣諸島は、公務員以外上陸禁止“となっている。では国会議員は公務員か？ ダメというなら、、 じゃあ公務員トップの防衛大臣が行け！というと、“いつか検討します、、、“という曖昧答弁
- ヤギが増え過ぎている。灯台も老朽化。通信基地もない。海洋ゴミだらけ。船だまりもない。しかし今の政府はとにかく行くなの一点張り。これでは尖閣は守れない
- 中国海警が“出ていけ” あちらの方が武器も積んでおり、船舶も大きい。ぶつかったら戦争になる。
- 松沢案；使っていない米軍基地＝射爆場 が、2つほどある。地位協定で、それは日本に返してもらえることになっている。日米一緒に訓練すればいい。それなら中国も反論できないし、米軍基地があるのだから日本の領土と言える
- 防衛省は全然動かないが、むしろ、政府、外務省、海上保安庁が腰が引けている。中国が日本の海洋産物を全面禁輸していることを考慮しているのだろう
- 緊急事態条項；自民維新はやる気。地震災害を想定しているが、武力侵攻こそ緊急事態。サリン事件のような内乱だってそう。そういうのも入れるべき。
- 東日本大震災の時は、東北の県議選もできなかった。
- 人権を守るのは大事。しかし災害で車が邪魔でも、その所有者に許可取らないと除去できない。ゆえにその後の補償をする代わりに総理が除去権限を持つべき
- 左翼は、権限を集めると、独裁が始まる！などと言うが、今はそんな悪人は出てこない。緊急事態条項がないのは、世界を見ても、日本だけ。
- 憲法審査会で、憲法改正の発議すべきだが、、、
- 立憲は、アリの一穴となるから、と実質審議拒否
- 多数決でやれるのに、自民党はそこまでの勇気がない
- それを待っていたら、永遠にその時はやってこないので、維新は多数決で進めるべきと、引っ張っている
- 時代がこれだけ変わっているのに、何も変えないのは、政治家の不作為！
<歴史教育論>
- いまの日本には、正しい歴史教育が欠けている
- 従軍慰安婦も、完全なフェイクニュースだったが、もう世界中にひろまってしまい、河野談話も出てしまった。最近ようやく、米韓の学者も、批判を恐れず発言してくれるようになった
- 神奈川は、日本の多くの歴史の中心だった。神奈川を学ぶと、日本史がわかる
- 神奈川県知事時代、日本史を必須にした
- 二宮尊徳。大谷翔平は、報徳思想の花巻高校出身。その思想で、全学校にバットを寄付したり、ドジャーズの契約金は出世払いでいい、チーム増強に使って、と言った。こういうことはなかなか言えない。報徳思想
- ピータードラッガーも二宮尊徳
- 関東三国志
- 北条、武田、上杉の三つ巴戦い。彼らは大変情報を重視していた。いま日本は、情報戦で負けている。スパイ防止法もない。今も、ロシア中国のスパイがゴロゴロいる。
#田沼たかし