20日午後は、私の属する、“千葉新政策議員団”の代表質問でした。
私も作成のための勉強会に、何度も参加して、積み上げたもので、内容の濃い質疑でした。
以下ポイントメモです。
基本的には、知事・執行部とも、前向きな答弁が多く、評価できますが、
個別には動きの鈍いものも多くあります。
引き続き注視、追求し、改善を求めていきます。
- 能登半島地震からの示唆:半島ゆえの孤立集落が出る、その備蓄や緊急輸送対策を補正予算にした
- トイレトレーラー2400万円。寄付で1800万円集めた。群馬県、滋賀県が導入ずみ。千葉県でも導入すべきでは
- 産業用地不足
- 【答弁】適した業種などを調査した
- 県職員へのハラスメント対策
- 【答弁】民間調査では、受けたとの答えは19%、6.3%。比較すると、県は少なくない、対策強化必要。相談窓口作る
- 県職員の採用難…特に土木などの専門職が深刻。採用希望598人に対し 395人のみ。職員不足が進むと行政運営ができなくなる
- 【答弁】フレックス制、初任給引き上げなど。技術職の教養試験廃止。
- 【副知事答弁】外部委託推進、事務事業見直し。児相や土木事務所など。
- 公文書の消失が頻発している。大問題。デジタル化で保存を進めるべし
- 【答弁】総合文書管理システム 8.2%→85.3%、文書所在不在リスク減少
- 医師の働き方改革で、勤務時間の上限規制が導入されたが、どうするのか?
- 【答弁】就学資金貸付制度など
- 小児科医数が全国最低レベル。我孫子市では、小児科開設補助金。
- オンラインギャンブルが広がっている。公営競技も7〜9割がオンラインで申込み。自分が依存症の自覚しにくい。若者向けギャンブル依存症対策を強化すべき
- 【答弁】正しい知識普及…学校でパンフ配布。ワンストップで相談対応。
- 千葉県福祉人材確保・定着推進方針を策定しているが、その総括は?新たな方針を急ぎ策定すべきでは? https://www.pref.chiba.lg.jp/kenshidou/jinzai/sakutei/shishin.html
- 【答弁】令和22年、介護福祉人材31,000人不足予想
- 【答弁】今年度中に、6〜10年度分を策定
- 県営住宅の孤独死対策を強化すべきでは? 見守りロボットやセンサーを活用した見守りシステム導入など、新たな対策が必要では
- 【答弁】年40件ほど。交流図るよう依頼している。
- 産婦健診および1ヶ月健診の手続きを県内で統一すべきでは? 母子保健情報DX化を令和8年度とのことだが、市町村の事務負担増加が懸念。
- 【答弁】市町村の様子見る、マイナンバー見る
- 子供医療費助成を、県でも助成対象年齢を拡大すべきでは (いつもと同じ答弁) 首都3県のみならず、全国に呼びかけたら?
- 【答弁】検討する
- 保育所での、医療的ケア児の受け入れ推進すべきでは?
- 児相の一時保護施設の新基準が、国から出たが、どう対応するのか
- 【答弁】より手厚く対応する
- 教員未配置496人で、過去最多。志願者数減少ゆえ。
- 【教育長答弁】全体で199人となった。講師が枯渇。→質の低下が心配。それを含めて対策を!
- フリースクールは、内容がバラバラ。質が低いものもある。通う子供は増加傾向だが、安全基準などもなく学習指導要領にも縛られない。まさに“フリー”になっている。フリースクールの出席扱いについては統一ルールが必要では?
- 【教育長答弁】心のケア専門スタッフが不足。校長は適切な相談指導がされているか確認し、出席扱いと判断。国の通知でそうなっているので周知徹底する
- 農福連携を推進すべきでは
- 地域計画策定は
- 【答弁】会議推進の専門家派遣。2.3%=18地区で策定
- 千葉県の空き家39万戸 10年後は2000万戸、3軒に1軒が空き家になる予測も。管理不全空き家をどうするのか
- 県有施設に再エネ導入 50%を目指す
- 県有施設にLED導入 2030年度に100%目指す
また同日の公明党質疑でも、以下などは印象的でした。
- サーキュラーエコノミー推進を研究
- フリースクールは千差万別。経済的負担が大きい。認証し、補助金を、長野県はしている。千葉県もやるべきでは? 【教育長】検討する
- 奨学金支援事業:対象範囲が狭いのでは?社会人が対象外など
- 児童手当受給者がギャンブル依存症の場合は、市町村が支給を判断できる
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