火曜朝は雨だったので、火曜恒例佐倉駅立ちを延期し、#佐倉市倫理法人会 へ。

興味のあった、佐倉の #老舗 “#木村屋 ”の4代目、鵜澤 孝之・副会長の講話「老舗継続の意義は?」でした。


目に見えないものを大事にしなければ、という素晴らしいお話で、まさに共感でした!!


#神様 、#ご先祖様 への感謝を日々忘れずに生きる、#日本人の生き方 を、取り戻していけるよう、私も頑張って参ります!







  • 蕎麦屋の跡取りが蕎麦アレルギーであったりするように、菓子屋の跡取りが、甘い物が食べられない。故に父が、長男の私を不動産責任者、弟が菓子屋責任者と任命。そして会社を割らず、弟を助けよ
  • 六角形の最中。
  • かつて佐倉に30社あった和菓子屋が、なぜ今生き残っているのだろう? 子供の頃から、腑に落ちなかった。わからなかった
  • 大人になり、その疑問を、忘れていた。
  • 15年前の40歳の時、ある不思議な体験。
    • 子供と出かけていて、車をぶつけた。修理の車屋の後輩に電話した。大したことないね〜、で終わった。翌日電話がきたが、自分は車をぶつけたことを覚えてなかった。突発性健忘症か!? と心配になり、精密検査受けた。しかし医学的には問題なし。モヤモヤした。
    • 車屋がこだわった。“双子の子供なのにその時1人しかいなかったですよ。危ないので、目に見えない世界とつながっている人に、会ってくれ。“ はじめは怪しいので断ったが、八街のお爺さんに会いに行った
    • 行ったところ、“何も言わんでいい“  “あんた、稲荷があるよ。稲荷を粗末にしてないかい?” ありませんよ。“いや必ずある、探せ” 仕方ないので帰宅して調べたが何もなかった。法務局に行って登記簿みても証拠は一切無かった。
    • その証拠も持って再度爺さんに突きつけたが“ある。必ずある” “朱の祠、右の扉が抜け落ちている”  参ったなぁ。ん?そういえばお菓子屋の木戸に、神社のようなのがあったな。母に電話したら“お稲荷さんよ。おばあちゃんが亡くなってから何もしてないわ” 見つけた。20年誰も踏み入れて無かった!
    • お爺さんにお詫びしたら…すぐ直せ。1ヶ月一緒に修理した。
    • 双子の子供。車に乗せていたのは1人。“お前よかったなあ、子供持っていかれなくて”  “ある芸能人は、面が悪いのにお稲荷さんにお願いして、世界的なスターになった、しかし御礼感謝をしなかったので、最後は事故死“  “ぶつかった時、次男が乗っていたが、危なかった
    • 2年前、長男を溺死させそうになった。“奥さんの愛情が勝ったな” 実際、溺れているのに気付いたのは、寝ていた妻。寝ていたのに気づいた。自分は数メートル脇にいたのに気づかなかった
  • 釈迦力…現代語訳は“がむしゃらに働くこと”  …本来は“お釈迦さまの力を借りましょう”  爺さん曰く"一生懸命働くのは当たり前。それでもうまく行く行かないがあるから、大切にしている"
  • 金儲け…金を儲けるとは、字の通り、「信者を作る」こと。“企業の使命は信じる者を作ること”  松下の家電、ソニーのウォークマン、今のアップル。熱狂的信者作りに成功した企業が世界を潤している
    • スティーブ・ジョブズは、会社を追い出され、失意の中で日本に来て、禅寺に入る。そこで何かを得て、帰国して会社を再建、更に革新的なiPhoneを発明
  • 爺さんに、愚痴で「うちの老舗がなぜ生き残れたのかわからない」と言ったら…“お前ありがたいよ、ご先祖様は信者作りに成功しているよ。なぜ最中、六角形と思う?” 堀田藩が、鶴は千年亀は万年。お客様に長生きして欲しい、と聞いている。“ほれ、成功しているだろう。最中を売ったのではない。想いを売った、愛を売ったんだよ。それがお客様に伝わったから、生き残っているんだよ”
  • それ以来毎日、お稲荷さんを大切にするようになった。10年以上。
  • 数百年つづく老舗企業に共通するのは、敷地内に、神社仏閣があること(!)








#田沼たかし

#佐倉市