昨日、#中田宏 ・#参議院議員 が代表の、#地方制度研究会 にて、
#さいたま市立大宮国際中等学校 を視察してきました。
https://www.city-saitama.ed.jp/ohmiyakokusai-h/index.html
MOIS=Municipal Omiya International school
中高一貫教育で、公立として珍しい、国際バカロレア認定校になり、IB中等教育プログラム(MYP)とIBディプロマプログラム(DP)を備えており、
"世界の未来の作り方"を学ぶ、とのこと。
https://www.meijitosho.co.jp/sp/eduzine/news/?id=20130643
授業を視察しましたが、
美術でも英語で授業がなされていたり、
各教科でも生徒同士のディスカッションが非常に多く、
公立で、ここまでチャレンジングな取り組みができることに、大変驚き、また感銘しました!
2期目の私は、県議会で、文教常任委員会所属となりました。
教育改革は我がライフワーク。
さまざまな先進的な取組みを学び、本県教育政策に活かします!
ネットで授業を中継
英語の授業は全て英語
美術まで英語
ディスカッションが多い
留学案内多い
- 中高一貫校は、併設型(高校にくっつけた)が多い。中等教育(6年間を通して学ぶ)
- 東京は、一貫校を10校作った。
- 大学入試が目的ではなく、“世界の未来の作り方”を学ぶ
- 大学入試に有利だから入る、というなら、他の学校にどうぞ
- 目指しているのは20年後。皆が中核で働いているような、、、志ある子供を育てる
- 150人 3つのコース
- グローバルコース17人、リベラルアーツ、STEMコース
- バカロレアは、ジュネーブに本部がある。
- MYP。11歳から16歳のうち、4年間で学ぶ。日本語可
- DP。安倍総理が200校作るといった。しかし国内はほとんどがインターナショナルスクールだった。そのあと日本語も可になった。英語は2教科。
- 準備チームで1年かけた
- IB入試。大学入学資格になる。ただし国内大学にはあまり使えない
- 高1まで、学習指導要領の内容でやっているが、仕組みを変えている
- 6年間を、4年間と、2年間に分ける
- 2学期制
- 100分授業、2週間で1コマなどがある
- 授業は移動教室。机には何も入ってない
- 始業チャイムは1分前になり始めて、鳴り終わると授業開始。終業は鳴り始めたら終わり
- 40人クラスだが、バカロレア基準対応のため、2クラス80名を3グループ27名ずつにした。クラスのまとまりが減る?との懸念以上に、グループのよさがある
- 学習定着率の高いのは、教えること。本校課題も“交代で授業をしなさい、その様子を動画に撮り提出しなさい“
- 指導要領でやることになったが、教える側が慣れていない
- 定期考査は無し。しかし「定期テスト」はやる。問題漏洩リスクや、採点の大変さもあるが。“総括的評価課題“単元ごとに出る
- 群読…皆で理解し合う
- 評価はIB基準で7段階。
- 英語
- 毎朝15分の英語トレーニング
- 週2時間=English Inquiry=英語で探求。例;世界遺産、地球温暖化、
- 週4時間=外国語習得=英語
- 入学のはじめは授業についていけず、クレームも来る。しかし1年で乗り越える。4年生ではもう海外進学可能
- LDT = Learner Directed Time 土曜日授業。教員主催と、生徒主催のセミナーがある
- 部活は週3日まで。土日も半日まで。1年3シーズン。教員も部活が好きだが、顧問は1シーズンは禁止
- 三者面談…成長、課題、将来を10分でプレゼン。根拠つきで。年2回
<質疑>
- どうしてこんな学校ができたのか?
- スタッフの力。目的的に作っている。清水市長が“世界標準のバカロレア学校”とマニフェスト
- 教員は、優秀な人が来ている。人数も国基準の倍以上いる
- 恵まれている代わりに、IBを入れているので、模範校たるべき。授業も公開。
- 男女80名ずつ採用。
- 男女差無しにしたら、7割女性になってしまう
- PTP;parent teachers party。PTAは設置義務ない。デメリットは、実質義務なのに。任意加入とした
- 生徒の世代間交流、
- 志、を育むための、特殊なことはあるか?キャリアマンとか:保護者による仕事塾。少人数で、各種多数開催。マストは2回のみ
- 他自治体でもできる?:予算が必要。雇うとなると。予算要求も直接やっている。月1000円在校生の親から寄付もらっている