加入している「千葉県議会観光立県推進議員連盟」で、先日視察にいきました。
酒々井の老舗酒蔵「飯沼本家」と、
三菱財閥3代目総帥、岩崎久弥がかつて経営し、今年6月に観光交流拠点施設としてオープンした富里の「末廣農場」を、
視察してきました。
飯沼本家といえば、日本酒好きなら知らない人はいない「甲子正宗」
しかし酒類の市場縮小に抗い、生き残りを賭けて必死に様々な打ち手を検討している姿勢に、大変考えさせられました…
- ブルーベリー農園に変換。完全無農薬。酒は夏場は閑散期なので、夏に米やブルーベリーを作っている。
- 木更津市には勝てないが、エリア最大の800株、2500人来客、6〜8月がメイン
- キャンプ場も秋に開設。事業再構築補助金使って。グランピングより少し安価、電気も冷暖房もあるキャンプ。西川布団。
- 飯沼本家は、元禄時代に創業。大正14年本格化、現在97期。
- 市場縮小中。廃業多い。20年で、1977→1405
- 方針…1.製造業から観光業へのシフトチェンジ 2.和モダン 3.海外輸出強化
- b2cは20%、残りは外販。半分ほどまで広げたい
- 飯沼喜市郎社長…市街化調整区域に苦労した。成田空港から車で20分。成田関連施設として、インバウンドの方にアプローチしたい
富里の、末廣農場は、千葉県における近代農業発祥の地、とのこと。
岩崎久弥が、日本の模範的実験農場とすべく、最新の設備や機械を導入したそうです。
養豚やすいか栽培は、いまでも富里の農産物となっており、歴史を踏まえて現在があることに感動しました。
- 明治期、植林事業を111万本
- 旧岩崎別邸は、大正15年頃できた。近衛文麿も来てお茶を飲んだとのこと
- 関東大震災の影響で耐火素材も使っていた。ガラスも特注。近代的
- 昭和30年ここで久弥氏亡くなる
- 末廣農場は、富里市はじめての、公設の観光拠点。民営
千葉には様々な観光拠点がありますね。いろいろな挑戦もしています。
私もますます学び、なにか貢献したいと思います!
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