昨日、今日と、視察が続きました。
過密スケジュールで大変でしたが、大変充実した視察となりました。関係者各位に感謝です。
特に伝承施設は、目頭の熱くなるところが多く、この悲劇を絶対に風化させてはならないと思いました。
これも現場に来なければ、真にはわからない理解です。
多くの人に訪れて欲しいと願わずにいられません。
③南三陸町震災復興祈念公園
④南三陸さんさん商店街
- 805名が他界
- この公園は、避難所にもなっている。令和2年完成
- 防潮堤8.7メートルは、100年内で3回の津波対応
- 震災の津波は16.5 その高さでこの丘を造成
- 一般会計80億、復興期は600億。全体で1000億以上
11年経ったいま、公園やインフラも大半が整備完了し、このタイミングで再びここを見に来ることができて、非常によかったと思いました。
しっかりした、鉄筋などの建物でないと、人命は守れない。
かつ、高台移転や嵩上げ、防潮堤整備など、防災基盤の整備は決定的に重要だと、改めて痛感しました…
⑤大川小学校・大川震災伝承館
全議員で献花。
柏市選出の阿部県議の、同期が、教頭先生としてここで命を落とされており、その慰霊のためもあって伺いました。
74名の子供たち、10名の先生方が、流されてしまったとのこと…
子供たちの元気な日常があったこと、そして変わり果てた姿で見つけられたときの親御さんの気持ちを思うと…涙が出ます。
訴訟などもあるようですが、とにかく二度とこのような悲劇が起こらぬよう、我々は対策しなければなりません。
⑥女川町の復興 まちづくり視察
- 女川町の再生では、商業地区は5.4Mに嵩上げをして、住宅は20Mの高台に移転
- 方針は…コンパクトにしよう、所有と利用を分離しよう、など
- シーパルピア女川、ハマテラスを整備
- 人口は震災前10000人、いまは6000人
大変垢抜けた地区に生まれ変わっており、活力を感じました。
以前の苦しい時代のことを倫理法人会で聞いたことがあったので、大変感慨深く視察できました。
⑦石巻漁港~渡波漁港の防潮堤・陸閘
宮城県内でも最も死者数の多かったのが石巻市とのこと。
巨大な防潮堤に、そしてそれが必要なほど石巻は巨大な損害を受けたことに、改めて実感しました…
(そういえばどこかの政党は、コンクリートから人へ、と言ってましたね。つくづく単純化した、無責任な言葉と思います…)
⑧ 門脇小学校
⑨みやぎ東日本大震災津波伝承館
- 津波には絶対勝てない
- 死者の9割が溺死
- 4割は、即避難をしていなかった
- 高いところに、迷わず、全力で逃げろ!
時間が足りないくらい、重みのある施設でした。
多くの人に訪れて欲しい、悲惨な歴史です。児童の犠牲が少なかったのが、せめてもの不幸中の幸いでした…
https://news.yahoo.co.jp/byline/katoyoriko/20160311-00055291
⑩宮城県庁;当局から復興対策等についてレク
- 『東日本大震災による津波被害の状況と復旧・復興の歩みについて』
- 『防災の今後のあり方や取り組み、課題について』
- 『防災教育・防災意識について』
大変活発な質疑応答になりました。また改めて。
参加した議員各位の熱意を感じました。
⑪仙台城;被災状況を視察
個人的に、仲間の宮城県議会議員と、視察。
改めて青葉城、伊達藩は、仙台の誇りだと、感じました。
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