田沼ニュース 第668号 R4.7.14


■■■7/30県政報告会・後援会総会のご案内■■■

参院選も終わり、いよいよ次は私の番です。
その決意を表明します。

また、四街道も市長が代わり、市政の諸課題がどう進みそうか、
などについても触れたいと思います。

久しぶりに皆さんとお話しできることを楽しみにしています。
ぜひお越しください!

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日時:7月30日(土) 14:00~16:00
場所:四街道市文化センター 四街道市大日396
会費:200円(茶菓子代)
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事前申込制です。ご参加頂ける方はご連絡をお願いします。
→office@tanuma.info

 




■■■究極の「政治の見える化」【6月議会商工労働委員会1】■■■

6月議会・商工労働委員会で質問した内容を、全文掲載します!

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【洋上風力について】

【田沼】洋上風力発電について、部長からの報告でも、九十九里沖の情報提供と銚子の説明会という良い話があったが、良い話ばかりでなく、慎重にいかなければならない、検証も大事だと思っている。
まず、銚子沖のマッチングを進めるということは、前回、私の委員会質問でもお尋ねしたが、大変安い価格で参入が決まったということで、県内企業が参入するのはなかなか難しいのではないかと心配しているとお伝えしたと思う。
これは要望だが、地域の声をきちんと事業者決定の時に反映させる必要があると思う。

現在の評価基準だと、価格点に比重が置かれていて、地域との共生に関する評価項目の配点比率が低い。
もっと引き上げる必要があると理解している。
その点、県から既に国への要望事項で上げているようだが、本県の事業なので、きちんと国の方に、価格点に重きを置きすぎないように求めるよう要望する。


【田沼】九十九里の情報提供ということで、またもう一つできるのかもということだが、一方で安全保障上の課題もあると思っている。
発電事業者は、国内企業に限られているが、ただメーカーとしては日本のメーカーはないので、結局外国企業の風車使うしかない。
部品は8割9割が中国製と聞いたが、風車メーカーが外国企業に決定された場合、海底の地形とか海流のデータが、ほぼ独占的に提供されるというふうになっている。
これは、日本の沿岸情報が外国企業に漏れるかもしれないということで、防衛上の懸念があるのではないかと識者も言っている。海上幕僚長だった藤田幸生さんは、沿岸地域の海底情報、海流情報などは国家機密だと。
潜水艦の侵入可能性を想定されていると思うが、その海底情報、海流情報などが漏れてしまうリスクは懸念しなくてはいけない。
そこでお尋ねするが、発電事業者が、事業を通じて取得する海底地形等の情報は、安全保障上の重要情報に該当すると思われるが、これらの情報が外国企業に流出しないようにするために、どのような対策が講じられているか。


答弁→国も、委員ご指摘のように、海洋データの取扱いに対する懸念の声があることは承知しており、どのような情報が国防上の機微に触れるかも含めて、関係省庁が連携して、事業者による海洋データの適切な管理を進めたいとしている。
県としても、安全保障上の重要な課題と考えており、日頃の国とのやり取りの中で、外国企業へのデータ流出の懸念を伝えるとともに、国において効果的な対策を講じるよう求めてまいりたい。


【田沼】是非お願いする。
国がやってくれるから県は知らないでは済まないわけで、本県の実際の安全保障に関わるわけだから、きちんと言っていただきたい。
別の点でレーダー、本県も峯岡山にあるが、このミサイル探知とか戦闘機探知のレーダーに関しても、風車があると正確に捕捉できないかもしれないという懸念が出てきている。
今、国会で議論していると思うが、これも重大なことである。
しかも、レーダーの方は事業者の善意に頼っているだけで防衛省が指示はできない、お願いはできるが命令強制はできないようである。
だから国で議論しているのだろうが、安全保障上のリスクというのも、結局実際本県に風車ができるわけだから、やはり他人事にしていられない、国任せにしていられないと思うので、しっかり国に要望してもらいたい。



■■■ぜひお越しください■■■