四街道市憲法改正推進市民の会にて、山田宏・参議院議員による講演がありました。
私も講師紹介させて頂きましたが、長年の師匠である山田さんの、直球の熱い言葉に、改めて感激しました!
元自衛隊の方も、涙が2度も出たとのこと…!
席も満席で、とても盛会でした!!
また質疑で「2012年に安倍政権になったのになかなか改憲できないので、他の新党の方がいいのでは?」とありましたが、山田さんの答えは「新党は勝てても数人のみで、発議に必要な数には全く足りず、そもそも質問時間などもほとんど割り当てられず存在感も出せない、やはり自民党内で改憲派を増やすのがベスト」とのことでした。
これは山田さん自身が新党に挑戦してきたからこそ重みのある言葉で、私もその間の経緯もすべて知っており、同感です。
やはり自民党の中から、改憲を果たしていくべく、私自身も頑張って参りたいと思います。
またこの講演会には、なんと伊藤友則・香取市長も来てくれました! ご本人も浪人時代に憲法の講師をされていたとのことで…感謝です!
また阿部、伊藤・千葉市議や、敷根・佐倉市議、保坂・四街道市議といった、いつもの仲間も。
さらに臼井正一・参院候補の奥様も来られていました。
みなで力を合わせて、参院選を勝ち、憲法改正を進めます!!
<備忘録>
- ウクライナ戦争で、アメリカがすべてをお膳立てする時代が終わった!我が国の正念場。みんなでお金を出してガードマンを雇うべきとき。
- 戦闘力は、戦争を起す力ではなく、平和を守る力だということが、はっきりわかった。
- ブダベスト覚書で、ウクライナの戦力を7分の1に削減。米英露が約束したのだからと。
- 命は大事。しかし時にはその大事な命をかけてでも、守るべきものがある。ウクライナ人は、祖国を守るために立ち上がった。それを見た世界が、支援を始めた。
- 戦う意志のない国は、支援されない。そのことを日本にはっきり示している
- ネットでは、ロシアにも言い分がある… ウクライナにも問題がある… という意見。それもそうかも。しかし主権国家に対して国境を超えて侵略することは、100%ロシアが悪い。これが許されたら、中国
- かつてゼレンスキー大統領は、安倍総理に対し「ウクライナと日本は共通点が多い。ロシアが隣国。違いは海があるだけ。」
- 15世紀、初代皇帝(ツァーリ)イワン雷帝。その時代と今は変わっていない。チャイナも始皇帝のころと、基本的思考は全く変わらない。
- ウクライナはロシアだけだが、日本は露中朝。山口組・住吉連合・稲川会がいるようなもの。ロシアが侵攻するときは、必ず3国連携するはず。戦国時代になった!真の自立を目指さねばならない。
- 安倍元総理は防衛費10兆円を訴えた。自民党ハト派や野党は、2%ありきではなく積み上げだろ?!と批判。しかし世界はみんな2%ありき。みんな苦しくても2%目指しているのに、世界3番目の大国の日本は1%。それで危機のときに「助けてくれ」といっても、誰も助けてくれない。
- 防衛費の世界比較でも、世界一は北朝鮮の24%だが、アメリカも3.7%、先進国もみな1%以上。日本の1%は、世界150ヵ国のうち120位
- 5兆円の防衛費のうち、2兆円は人件費。1兆は修理費。装備費は8000億、研究費1600億のみ。あり得ない。数年で積み増すべし。
- アメリカは100兆円。インターネットもAIも、みんなアメリカの軍事研究から始まった。民生に広がる
- 財源?防衛国債。安全な日本を残すための投資なんだから。
- 防衛大臣政務官のとき、現場にいったら、日本の問題は、銃もミサイルもあるが、弾が無い!撃とうとおもっても撃てない。現場隊員「弾が早期に尽きるので全滅が前提。そのとき日本人はヤバイと知って弾が増えるだろう」
- アメリカで、軍服で歩いている人が多い。スーパーで並んでても、どうぞどうぞとみなが前に進める。それくらい敬意を持たれている。日本もそうならなければ。
- 兵器はGPSで動いている。だから電磁波の効果は大きい。機器やGPSが狂ってしまう。一番それが進んでいたのはロシア。これをウクライナ軍は無傷で確保、すぐアメリカに届けた。
- ただこれは、巨大な電力を集中させる必要がある。その技術があるのは、なんと日本の中小企業。そしてなんと、アメリカやロシアはその企業にすでに接触していた。そういう技術競争の時代。なんとしても日本が一番最初にこれを確保する必要がある
- 電波は水中には届かない。ゆえに最後は潜水艦戦争になる。日本は優秀だがディーゼル。ときどき空気を入れるため浮上する。他国は原子力潜水艦。2年も潜っていられる。そしてセンサー能力が高いので、先に攻撃される。
- 日本は原子力基本法があり、兵器ではなくエンジン利用なのに、作れない。
- 原潜7、8隻に弾道ミサイルを積んで潜らせておく。その先頭に核弾頭を積む。そうすればはるかに抑止力になる
- これまでは、ミサイルを空中で撃ち落とすという、曲芸技。しかし弾が高い!それに、撃たれたら弾を撃ち落とすといっても、何の抑止力にもならない。撃ったら撃ち返す、死ぬのはお前だ、としないと意味がない
- 非核三原則+議論せず。軍服を着たプロが国会で証言すべき。「軍人を増やせば戦争する」はぁ?一番死にたくないのが軍人。もっと現実的な議論をすべき。日本は危ないのだから!戦う力、戦う意思が必要。
- 「非武装中立」は、戦争の最大の原因。逆の「武装・同盟」が安全。強い相手と同盟すべき。アメリカはもちろんだが弱ってきている。私は日英同盟が必要と昔から訴えてきた。国会議員時代、英連邦会議というのがヨハネスブルグであり、オブザーバーで参加してきた。安倍総理の親書を持って。アメリカとだけ同盟する時代ではない、強い海洋国家同士が結んで、中露朝と対峙する必要がある
- 日米同盟もいまのままでは×。平和安全法制で少し前進したがまだ弱い。本当の同盟は、お互い同じ条件であるべき、相手が攻撃されたら守る。アメリカの戦争のためには地球の裏側まで行くのか?そこまではしなかったが、本来はそこまでするべき。欧州に海軍は派遣したが、陸軍も送るべきだった。これが一番同盟を強くする。そうでないとアメリカは日本を助けない。
- 敵基地攻撃能力…反撃能力。絶対必要。しかし専守防衛だと、矛はアメリカ。なぜか?9条があるから。攻められたらやるが、反撃はアメリカにお願い!アメリカは「ふざけるな!」となるに決まっている。こんな同盟はあり得ない。いままでのは机上の空論。
- ローマの格言「平和を欲するなら、戦いの備えをせよ」
- ローマのようなアメリカがいたのでこれまでは平和だった。これは異常。人類の時代を振り返ると、ほとんどが戦争の時代。そういう通常の時代になった!
- 防衛も外交も、情報力がなければ危ない。戦前すら情報を軽視した。日露戦争までは情報中心だった。明石元二郎がロシア後方を撹乱した。情報将校が大将になった。しかし日露に勝ってからは決戦主義になり、情報軽視。情報将校も中将止まり。優秀な人が来ない。よって大東亜戦争で手痛い目にあった。織田信長だってそうしていた
- 日本の得意な分野を作れば、情報の交換もできる。情報機関を整備するのが極めて重要
- 憲法9条改正は急務。「自衛軍」と書くべし。「隊」ではダメ。相手が「あれは軍隊じゃない、ゲリラだ、杉並区職員が武装しているだけ、いくら殺してもいい」となる。ここはごまかしはやめなければ!
- 軍法会議もない。だから攻撃しても、殺人罪になってしまう。
- いまの選挙制度…公明党の支持がないと勝てないとおもって、顔色伺ってる
- 地方行政でも自立ではなく依存が求められている。その元凶は9条。自分を守る精神が無い。依存心の中からは、幸せも成功も出てこない!どんな火の粉を浴びても、政治家は訴えなければならない。
- グローバリズムに頼りすぎた。必要なものは我々で作るべき。そういう方向に戻すべき。
- 非正規雇用が増えた。結婚ができない。少子化が進んだ。年寄りばかりでは、日本の未来は無い。
- 杉並でやったが、少子化対策というと、保育園整備となってしまう。しかし子供は増えない。出生率0.7の杉並で、区長のとき悩んだ。出生率高い自治体を見たら共通していたのは出産祝い金。100万円をドンと渡す。財源は子供国債。それくらい国も思い切って方針転換しないと。
- インフレにならなければ増刷してよい。いまの物価高はエネルギー高騰によるもので、需給バランスで決まったものではない。食料や原油部分を除けば、まだ0.8程度。金融緩和は続けるべき。自民党内でも半々になっている
- 参議院議員、衆議院議員時代はイマイチと見ていたが、なってみたら面白い。6年選挙ないので、役所が言うことを聞く。役人はすぐ異動する。議席が保証されるので活動しやすい。
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