お隣佐倉市にある、国立歴史民俗博物館を、都内の歴史に詳しい先輩方と一緒に視察してきました。
大昔に行って以来です。
ここは研究機関でもあるようで、かなり学術的な展示が多く、歴史好きな私にとってはとても面白く、見応えありでした。
- 明治時代、教育勅語を普及するとき、双六で立身を目指していたり、暗写テストがあったり…立身出世は良いことだという当然の価値観があり、好ましかった(展示では「徹底した注入」と悪意ある表記でしたが)
- 左翼的といわれる「五日市憲法」でも、第1篇第1章は皇位皇統を規定しており、国民の常識であったこと
そして、心配された、偏向した自虐的歴史観にもとづく展示ですが…
確かにいくつかそのように感じられるものがありました。以下いくつか感じたものを列記します。
アイヌや、部落解放運動にも、展示の中のかなりの割合が割かれており、内容的にも疑問がありました。
- アイヌ強制移住があったとのこと(本当か?!)
- 北海道開拓のとき、囚人を鉄鎖につないで、強制的に労働させた?!
- 戦後の天皇陛下による「人間宣言」を礼賛していること(本来は五箇条の御誓文を伝えたかったのでは?)
- 関東大震災のとき、朝鮮人を虐殺したとのナレーション(これは真偽に諸説あり、かなり偏向の印象)
- 朝鮮における3.1独立運動が、日本が悪いという一方的な前提となっている(実際は人口は倍増し豊かになった)
- 集団自決が軍の指示であるとの記述(実際はその真偽は諸説ある)
その他、色々感じることがありましたが…
子供もたくさん観にくる展示なので、バランスの取れた歴史観である必要があります。
引き続き関心を持って、学びつつ、修正も求めていきたいと思います!
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