四街道市倫理法人会主催の、倫理経営講演会が、27日夜開催されました。副会長として参加です。

沢山の他単会や一般の方にお越し頂き、感謝致します。



東日本大震災からの再建では、大変生々しい話に、胸が熱くなりました。

私もボランティアに行き、惨状に圧倒されたことを思い出しました…

そして、諦めない強さは、人との絆から生まれると再認しました




また、中西さんのお話は核心を衝いていて、何度聴いても勉強になります。

おごり、油断に注意しつつ、お困り事相談など、地道に県議としての役割を果たそうと思いました。




佐藤智明・まるしげ漁亭浜や

「東日本大震災マイナスからの再建」



  • 義父が、戦後の引き揚げで、山形から宮城県ゆりあげへ来て、ドライブインを始めた。弟が継いでいる。自分は魚屋に婿入り
  • 年商が、震災前は1.5億。震災時借入残が、会社7000万、個人2000万。震災後3.5億まで戻ったが、いままたコロナで苦境
  • 仙南倫理法人会の会長も。東北ナンバーワン目指している
  • 310日;政策金融公庫の融資が破断
  • 11日の震災; 液状化で水が噴き上げげていた。巨大な真黒い津波が壁のように迫ってきた。渋滞・通行止めで、危機一髪だった。自分の後続車はみな流された
  • 13日;店舗跡地にいきすべてが流されたことを知り、自己破産を決意



  • 15日;MSは、会長だったので、一人で行ったが、誰もこなかった。当然だが
  • 25日;給料日。社員に解雇通知
  • 27日;ゆりあげ港朝市開催。解雇した社員が来てくれて、宝物に気づく。倫理指導を受けて、会社存続を夫婦で決断
  • 避難生活で気付いたのは、与えられると働かなくなる。全国から支援物資が来ても「こっちよりあっちの方が美味しい」 雇用保険がもらえると、結局遊びで浪費したり
  • 8月;あすと長町に、代理店舗。「ゆりあげを離れるが、ゆりあげの味を伝える」の想い。たくさんの人が来てくれた。そのあともエスパル店、さいかい市場にもオープン
    • 倫友に助けてもらい、希望を持ち続けたことで、なんとか乗り越えられた
  • ゆりあげ港朝市で、現地再開。フードコートの中に。
  • ゆりあげは、1000名弱が亡くなったため、復興に時間がかかった。震災から8年の、平成31年「かわまちてらす閖上」。日本初の、国交省から堤防上の土地を借り上げて商店街を整備
  • 去年2月はコロナ禍で、売り上げが3分の1へ。心折れそうになったが、チャレンジする勇気で、新たな事業を展開していった
  • 最初は自分一人で包丁握り、すべて自分で回していたが、倫理で学ぶ中で権限委譲をして仲間でやるようになった。以前、先輩社員に丸投げしたら大失敗したので、避けていた
  • 震災当時、多くのご遺体と会った。パートさんも2名亡くなった。私は生かされた。その命を、まちづくりや、今できることをやろうと思っている



中西浩・名誉研究員



  • 現職経営者の第一条件は「好奇心」珍しい物には必ず手を突っ込む
  • 「童心」やらない先からわかったような振りをしない。柔らかな部分が必要
  • 「詩心=感性」美しいものを美しいという。汚い物まで「個性がある」などとこじつけてしまう。たとえば秋の紅葉に感銘できなくなり、段々心が動かなくなる
  • こわいのはマンネリ化。油断する、脇が甘くなる。これくらいいいだろうという。おごりの心。妥協。油断大敵。
    • 事業は、大波には強い。大苦難は乗り越える。しかしさざ波に沈む経営者が多い。わずか50万の手形が命取りになる
    • その人が本物かどうかは、困難にぶつかったときの、正しい姿勢ができるかどうか




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