田沼ニュース 第643号 R3.12.21


■■■商工労働委で質問しました■■■

商工労働常任委員会で審議があり、私からも以下などを質問しました。

・経済安全保障について
・テレワークの推進について
・飲食店への時短協力金の申請漏れ対応について

後日また、「究極の政治見える化」全文公開をします。


その後、県内の各施設を視察しました。

 

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〇市原高等技術専門校 https://www.pref.chiba.lg.jp/kg-ichihara/
- 自動車整備や塗装、ビルメンなどの学校
- この職業訓練校は、法律で各県に最低1つは必要と定められているが、千葉県内には5つあり、国の施設も入れると10前後ある。千葉県は職業訓練には恵まれた環境で、埼玉県越谷市から通ってくる学生もいるほど
- 学費は通常の学校課程とほぼ同じで、月1万円ほど。短期課程は無料
- 入校率は苦戦中で、20名定員に3名しか学生がいない学科もある。しかし就職率は約9割と高い実績。来てくれればそのあとは就職に結びつくので、入校率をあげるべくPRするのが課題

〇かずさDNA研究所@木更津 https://www.kazusa.or.jp
- 平成6年、三角構想で生まれた。当時はDNA研究は世界初。有利な立場になった。いまでは世界各地で行われるようになった
- 千葉県からの補助金は創立以降、半分ほどにまで減り、現在10億4000万ほど。研究所自身の努力で、約16億稼いでいる。ゲノムテクノロジーで2.5億など。合計26億
- 基礎的な研究は、継続が大事。県補助金維持をお願いしたい。
- 希少難病の遺伝子検査により、疾患原因の特定、治療方針決定。これまでは採算割れのため他社ではやらなかったが、当研究所で引き受けてきた。国内のほとんどの研究は、当研究所がかかわっている


※写真はブログをご覧ください
https://ameblo.jp/tanuma/entry-12716058126.html



■■■究極の「政治の見える化」【9月議会一般質問1-3】■■■

9月議会一般質問を、恒例の究極の「政治の見える化」として、質疑全文を公開します。

3つ目は、行動制限の緩和について。
当時第5波が徐々に収束しつつある中、この行動制限の緩和は、県民にも事業者にも、希望でした。
それを後押ししたく、質問しました。

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明日、緊急事態宣言も解除され、年内にはワクチンパスポートをスマホ表示などもでてきて、これまで課してきた行動制限の、緩和についての議論が、国で起こっています。

私はこれに大変期待をしています。
県民も事業者も、度重なる緊急事態宣言で、自粛疲れは深刻です。
産経・FNNの世論調査でも「ワクチン接種証明で行動制限緩和」に、賛成58.8%とのことです。
https://www.sankei.com/article/20210920-QB2FPWGQENJJ7M4YFOA3OB4UZU/

期待は高い!
そこでお尋ねします。

【Q】国が示している行動制限の緩和について、県ではどのように考えているか?


【答弁:熊谷知事】
〇国は、ほとんどの希望者にワクチンが行き渡る頃から、飲食店の第三者認証や、ワクチン接種歴及びPCR等の検査結果をもとに個人が他者に感染させるリスクが低いことを示す仕組み等を活用することにより、行動制限の緩和を進めていくこととしています。
〇必要な感染対策を講じながら、可能な限り制約のない日常生活に徐々に戻していくため、行動制限を段階的に緩和していくことや、その方向性を県民・事業者に示すことは重要と認識しています。
〇本県においては、飲食店において、厳しい基準での認証制度を運用しており、認証を受けた飲食店については10月1日から、営業時間等の制限を緩和する扱いとすることについて準備を進めているところです。
〇今後、国には、行動制限の緩和の取組について、国民の理解が深まるよう、科学的根拠に基づいたわかりやすい説明と周知をしていただきたいと考えます。


認証店は制限緩和とのこと、うれしいですね。
【要望】本県独自の認証制度店は、現在40店舗ほどとのことですので、それが増えるよう、更なる周知拡散を要望します。
また「国に科学的根拠に基づいた説明を求める」との答弁ですが、「そもそもこれまでの行動制限が、本当に効果があったのか?」と麻生大臣や橋下徹氏なども指摘しています。
そういった専門的な部分も含めて、しっかり説明要求をし、突き上げて欲しいです。


田沼所感(★議場では発言はしていません)
この質問をした頃から、感染者数は急減をしていました。
しかしその理由が今でもはっきりしない。
国の専門家がきちんと分析し、提起してもらわなければ、第6波への対応も的確にできません。
引き続き県には、国に要求することを、求めます。



■■■今年もあとわずかです■■■