今日は、四街道市憲法改正推進市民の会で、伊藤俊幸・元海将による「現憲法下でどこまで国を護れるか」の講演をおききしました。
チャンネルくららで「国防ニュース最前線」によく出演されており、私もくららに出演していた縁から、大変学ばせていただいていた方です。
非常にわかりやすく、素晴らしい、学びの深い講演でした!
目から鱗がたくさん落ちました!
県議会議員としても、日本国を守る使命を持って、ますます学び、活動して参ります!
- 広報室長のとき、反対派のメディアと付き合い、相手の論理をよく理解してから反論するようにした
- なぜマッカーサー三原則に「象徴天皇制」があるか?それは天皇を守るため。そしてバーター取引;天皇制を維持する代わりに戦争放棄しろ、となった。そうでなければ、天皇制廃止を求めていた極東委員会に押し切られていた
- アフガニスタン…カルザイ首相の求心力が無過ぎた。米軍も諦めていた。だからタリバンの元に戻った。日本は天皇陛下にもとに戦後統治をつらぬけた
- 戦後は、自衛権(国連憲章51条)を逆手にとって、戦争するようになった。
- さらに最近は、サイバー戦や覆面兵などを駆使して、国連憲章違反とならないようにしながら侵略する。ロシアや中国ですら、国連憲章は表向き守る
- 安倍総理が「戦後レジーム脱却」と言ったとき、国際社会からは“リビジョニスト”扱いされてしまう。「国際連合を脱退し、自衛戦争以外の戦争をする人?」と誤解する
- NSSを作ったとき…「国際協調主義に基づく、積極的平和主義」つまりリビジョニストではない、と言うため
- 兼原信克さんが、自由と繁栄の弧やFOIPなど、たいていの戦略を作っている
- 右か左かを鮮明にする方がマスコミ受けできるが、事実はどうであるかを自分は言うようにしている
- TBSは、煽るだけ煽るのに、構えようとして「防衛費増加」と言うと、呼ばれなくなる。最初の尺で20分騒ぎ、そのあと自分が呼ばれる…わかっているのに。ワイドショーはエンタメ。正しい報道では無い
- 極東委員会は、シビリアンコントロール記載を要求(将来の自衛軍創設を認めていた)。芦田修正として、66条、文民統制を追加。つまりバーター取引だった
- マッカーサーノートを民政局スタッフも無視。自衛権は自然権だし。
- 自衛隊の使命は、平和と独立を守る。→抑止力と対処力
- 2003年事態対処法制ができ、武力行使もできるようになった。ただ政局にならなかったこともあり、あまり知られていない
- 武力攻撃事態の定義は「武力攻撃が発生する明白な危険が切迫」も含む。専守防衛ではない。
- 現行憲法でも、自衛はできる。できないのは右下部分、国際社会での共同武力行動。自民党の改憲論理は「憲法違反の疑いありという教科書があるから」
- 自衛隊を憲法に明記することで…
- 殉職したときの恩給制度ができる
- 軍法会議に代わる自衛隊司法を創設できる
- 義務教育で、自分の国を自分で護る、という教育ができる
- 安倍総理は安全保障関係法制をすべて知り尽くしている。その上で「自衛隊明記」を打ち出している。その重みを把握すべき
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