昨日は、日頃ご指導いただいている倉山満先生の、新刊記念のネット対談番組収録でした!

私は倉山先生への聞き手を務めさせていただきました。

チャンネルくららへの出演は、2年前に宮脇淳子先生と「皇帝たちの中国」をシリーズで収録して以来ですね。






■『若者に伝えたい 英雄たちの世界史』
https://www.amazon.co.jp/dp/4847099370/ref


第1章 チンギス・ハンとモンゴルの落とし子たち
第2章 コロンブスは極悪人
第3章 ナポレオンが鎖国をこじあけた
第4章 我こそは世界の支配者 パーマストン
第5章 ビスマルクが近代日本を作った
第6章 三国干渉の世界史的意義



この本は、世界史の英雄と、対峙した日本の英雄を紹介するという構成ですが、とにかく、非常に良い本です! 楽しく拝読させて頂きました。





たとえば第1章の、日本側の英雄は、北条時宗ですが、わずか24歳のとき、日本の最高司令官として、世界最強最大のモンゴル帝国と戦う決断は、しびれる日々だったと想像できます。

そのために時宗が何をしたのか?どう考えたのか?などがストーリー的に語られます。 

まさに、「真に歴史を学べるのは、追体験」という構成で、面白く読めますし、
なおかつ世界史とのかかわりで日本史を学べるので、非常に視野も大きく持てます。学校で習う、暗記科目のような歴史とは、まったく違います。


日本の歴史教育のおかしな点についても、重要なことがいくつも指摘されています。

たとえば江戸時代、田沼意次の改革より、3大改革ばかりが賞賛的に取り上げられますが、実際は教えなくてはならないほど重要か疑わしい、むしろ失敗の改革だった面が強い、ということなど…
倉山歴史学の集大成、のような内容です。


本当に、タイトル通り「若者に伝えたい」ですね。
目から鱗が落ち、視野が大きく拡大すること必定。なにより面白い!


皆さんぜひお買い求め下さい!


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