今朝は早起きして上京。政経倶楽部にて、三遊亭竜楽師匠による「国際派落語家が語る世界と日本」の講演をお聴きしてきました。







案内にあるように、竜楽師匠は海外で、8ヶ国語をもちいて、字幕・通訳なしの口演を190回も!やってきた、本当に名前通りの国際派落語家です。





大変面白く、そして実践に裏打ちされた、説得力ある、示唆深い講演でした!
私も、外資系企業出身として、拝外主義に陥らず、真にグローバルに活動できるよう、目線高く学んでいきます!




<以下印象的な言葉メモ。文責不問にて>

・大卒後も好きでない法律を学んでいた。赤面症で、10人を前でも話せない性格だった。


・日本では通じるのが日常。
海外では通じないのが日常。


・寒い国だと舌が前に出てこない(笑)


・一番よく笑うのはイタリア。
逆に世界一うすいジョークがドイツ。ドイツは社会風刺政治風刺ばかり。細かく決めて笑うくらい
しかし落語はウケた。落語は聴く人に考えさせるので。


・世界一笑わない国は、日本。
なぜなら、世界一平和で安全だから。
外国では、知らない人がいると、見る・話す・笑いかける。
世界では多くの場合、笑いは生活必需品であり、安心するため

たとえば足を組んで座る、ということは、リラックスの証明。すぐ脱出できないのを示す。
エレベーター。海外ではまず話しかける。緊張しているから。日本ではない。

大陸は、笑わないと、やっていけない。しかし合わせない。
島国は、笑わない。しかし合わせようとする。


・会社のポートレイトの、リーダー写真は、海外では必ず歯まで出して笑う。
日本では怪しまれる(笑)


・台湾は日本と同じくウケない。


・右左を向いて話す、落語のような芸能は、日本だけ。
ヨーロッパは説明なくても理解できる
アメリカは説明あっても理解できない。

アメリカだと、最前列で一番笑っていた人まで、質問タイムだと「生きていけるの?」
外見のゴージャスさがまず先。合理的な芸能。研究し尽くして、どんな歴史文化の人でも笑えるようにする。技術屋。
しかし想像性、芸術性を失う。映画もリメイク多い。何を言いたいのかわからない

ゆえに…アメリカではダベリができない。くだらない話ができない。


・西洋では、絵は、すべて埋める
日本では、絵に、ポイント入れるだけ。

「古池や蛙飛び込む水の音」
西洋では説明書分厚くなる。
日本は聞き手に任せる。

ベルサイユ宮殿。すべて手入れする。自然を支配。
日本は、枯葉をも、芸術的に捉える
…想像性が豊か


・多文化共生は、日本しかできない。
世界は、多文化別生。
相手と一つになるのができるのは日本のみ。
なぜできるか?日本人は、外国人の子孫だから。


・日本は相手の立場に立って考える。日本だけが、相手の正しさを認める
海外は自分の立場に立って考える。そうでないと生きていけない。それが正義。相手を認めない。
ゆえにこれからは、日本の価値は高まる


・外国語表記が増えると、値打ちが下がる。
わかりにくい、不便なところの方が、いい
日本語、その深みを、よく学ぶべき。
日本語が世界を癒す!日本語を学ぶと、優しくなる。主張が無いから🤣


#田沼たかし #三遊亭竜楽 #国際派 #落語 #グローバル #日本 #多文化共生 #日本語