【高杉晋作辞世の句】
お世話になっている、千代田幼稚園の永野先生のご子息、永野卓・茂原北陵高校長が、先日の千葉日報1面「房の人」に掲載されていました。




→ 働かせよう想像力 休校中にできること 茂原北陵高等学校長 永野卓さん(47) 【コロナと闘う房の人】 https://www.chibanippo.co.jp/news/local/686683



自宅待機の子供達へのメッセージも、共感できますね。



そして高杉晋作の辞世の句「おもしろき こともなき世を おもしろく すみなすものは 心なりけり」
私もこの句が大好き、というか高杉自体が大好きなので、強い印象がありました。



高杉は、上流階級の武士の出身ですから、維新の志士になる必要もなかった。はじめは松下村塾ではなく明倫館に通います。
しかしながら、社会への義憤おさえがたく、既定のレールに乗った人生ではない道を選び、29歳で散るまで、その後は熱く走り抜けます。
その鮮烈な人生、偉業は、私の心の中でも、松陰先生同様、不滅に輝いています。
「高杉なければ維新なし、維新なければ独立日本なし」です。



辞世の句の通り、高杉は走り抜けました。
いま、我々も、国難というべきコロナ禍におり、苦しい自粛生活ではありますが、高杉はなお一層困難な”黒船襲来”という国難を切り抜けました。しかも“面白く”。
未来への希望を自ら生み出し、何度も命の危機にさらされつつもむしろ火中の栗を拾うがごとく企画立案行動し、ついには倒幕の目途となる第二次長州征伐勝利までこぎつけました
そこには当然、行政や誰かのせいにして嘆く、などの生ぬるい発想は微塵もありません。全力で体当たりするのみ。命懸けで。
困難を打破するという強烈な目標を持っていたから。すなわち”心”ゆえでしょう。私は”志”とも読みたいと思います。



私達も「あれもできない これも難しい」ではなく、
「あれもできる これもやってみよう」と、発想を転換すべきときなのかもしれません。
「新しい生活様式」「アフターコロナ」がやってくる、今だからこそ、挑戦の時代、チャレンジスピリッツをもって、“面白く”社会を変革していきたいですね。



私もいま、自粛期間だからこそ、次の社会はどうなるか、いや、どうするか、を、考えを深めたい、
そのためにも今できる修行に、焦らずコツコツと、勤しみたいと思います。



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