「もしもし、生きてていいですか?」


今朝は寒いですね〜 ^^;
早起きして、四街道倫理法人会。
篠原鋭一・春岩山 長寿院ご住職による、「もしもし、生きてていいですか?」の講話でした。
NPO法人「自殺防止ネットワーク風」の理事長で、いろいろメディアなどでもご活躍のご住職です。

楽しいトークで、かつ深い含蓄があり、もっとお話を聴きたいほどでした!


#田沼たかし #四街道 #倫理法人会 #篠原鋭一 #自殺防止







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生老病死
四苦八苦
怨憎会苦
愛別離苦





死は、大事件だが、いつ来るかわからない。予定立ててますか?(笑)
私は死ぬのでしょうか?という心配は、する必要のない心配。
死に悩む前に、やるべきこと…「人生に定年はない」


「お迎え」
お迎えが 来たと園児の 孫が言う
お迎えが いつ来るのかと 孫が聞く
お迎えは いつでもいいが 今日は嫌


結論の出ないことをあれこれ議論しても、
あの世があるかないかより、この世でいかに生きるかを考えるべき。


命の連鎖(父母の縦糸)を若者は知らない。
10代…1024人 がいたから、皆さんの命が存在する。
20代なら100万人。
自分の命は、たくさんの人のおかげ。だから自死も、他人の死も、ダメ。


村上和雄先生…DNA研究
ヒト
お母さんのお腹の中で、生命体となるが、35週までは、魚だった!
そのあと、両生類、爬虫類、哺乳類となる。
サムシンググレート…人間の命は、作れない。
65歳?ほんとうは、38億65歳。
命は、一人のものではない。
あなたが命を絶ってしまったら、過去の命も全部絶つことになるよ。


自分と、他人との、「間」を生きているから、「人間」
若い人は、生きる意味は何ですか?と観念論が多い。
ヒトから、ニンゲンになる。
それには色々な条件がある。
いじめは、幸福にする条件だと思う人?誰もいない。わかってる。なら、いじめをやるなよ!
一人で生きているのではない、誰かと生きている、ならば共に幸せになるよう努めて、それで初めてニンゲンになる。
それが教育で教えられていない。




いまの日本社会は、優しさが欠如している。孤立社会。お前一人で生きていけ社会。
ここまで来てしまうと、生きてても意味がない、となりやすい。
NHKでは「無縁社会」反対は有縁社会。
無縁から有縁へ!


農村型社会…
まつりごとは、自宅でやる。地域の人が設営。
地域社会の中で、まつりごとをみなで手作りでやることで、人間が育った。
役目をいただいた。
厄年、というのは、本来は役目の年。例、42歳
これを取り戻すことはできないが、「みんなで伸ばそう 人の子 我が子」というような、暗黙の了解が、かつてはあった。
オリンピックのときに核家族となり、いまは一人社会。
子供たちはみな孤立している。無縁から、有縁化へ…!


人生に定年はない。死を迎える瞬間まで、人生の現役!
人生を悔いなく生ききる。
今この一瞬こそが本番。
金さん銀さん「お金を稼いだね、それどうするの?」「老後のために取っておく」
林修「今でしょ!?」


幸福な条件を積み上げるべし。それが生きるということ。ニンゲン。
できない人を「間抜け」という。
そういう地域社会を形成すべし。