宮脇淳子先生「モンゴルから見た世界史」
(9月議会や、台風対応で忙殺され、またそういったことを優先して発信していたため、
最近参加した勉強会などの報告が、滞ってしまいました。
合間に少しずつ、発信します)
先日「国際交流まくはり」に参加し、
チャンネルくららで大変お世話になった、宮脇淳子先生による「モンゴルから見た世界史 〜日本人のための世界史〜」講演をお聴きしてきました。
通説を覆す、衝撃的なお話の数々に、大変勉強になりました!!
県政発展に貢献するためにも、世界の動静を学び、正しい歴史観を養っていきたいと思います。
http://makuhari.in.coocan.jp/30_pastact/31_makuhari/2019/20190920_miyawaki.html
以下、印象的言葉。本来は自分用の備忘録のため、文責不問にて。
ーーー
モンゴルの歴史が、日本ではほとんど教えられていない。それは勝者が都合よく消したから。世界最大の帝国を築いたモンゴルが各地に影響を及ぼさないはずがない。
「消された2つの帝国」がわかれば、世界がわかる。
それは…モンゴル帝国と、大日本帝国。
両者とも、大きく世界に影響を与えた。
モンゴルの版図は巨大だが、その全体が、国民国家ではない。
満洲建国も、中国が無い時に作った。あとから中国ができた。
「傀儡が悪い」というが、傀儡でない国はどれだけあるのか?世界中で独立国は60しかない時代。現在の価値観で裁いていた議論。
それに、いまだって、傀儡でない国はどれだけあるのか?
日本人は、各国に歴史があると思っているが、実は全く歴史がない国もある。
日本人は、2679年の皇紀や、日本書紀からの1300年、歴史があるので、他国もそうだと思い込んでいるが、各国は必ずしもそうではない。
たとえばフランスの教科書には、モンゴルは出てこない。なぜか?当時、フランスは無かった。だから教えようがない。アメリカも南北戦争を教えない。中国も近代以前は教えない。現政府に都合が悪いから。
岡田英弘「モンゴル帝国から世界史が始まった」
そもそも日本における世界史講義は、GHQにやれと言われて始めたが、当時は西洋史と東洋史しかなかった。
ドイツ中心史観。はじまりのギリシア、ローマ、ゲルマン人、の流れ。
例:神聖ローマ帝国…神聖でもなく、ローマでもなく、帝国でもない。
東洋史は、これへの対抗で生まれた。
かつ、シナ史しかない。なぜか?近隣国には文書がない。
世界史の教科書も、1章はギリシア、2章が黄河文明、3章がローマ…というように、交互に東洋史と西洋史を切り貼りした。今でも。
わけがわからないので、最近は歴史の「学ぶ量を減らす」となっているが、まったく逆行。更に物語がわからなくなる。
西洋史のはじまりは、ヘロドトス。父がアジア人、母がギリシア人。
ギリシアは素晴らしいというのは、ヘロドトスの史観。都市国家はいい、民主主義はいい…でも小さいし、奴隷もたくさんいた。
「ヒストリアイ」は、調査研究、というだけの意味だった。
アジアは、はじめはアナトリア半島のみを指した。しかし実はその背後にアジアが「あった」ので、ヨーロッパでないところすべて、となった。
ユーラシア大陸=ヨーロッパ&アジア。
「歴史」は、明治時代に日本人がつくった語彙。
7割くらいの語彙は、日本人が作った。経済、社会、文明…
ゆえに現代中国語と漢文は、まったく語彙が違う。日本が語彙の先生。彼らは言わないが(笑)
東洋史のはじまりは、司馬遷「史記」
史、という字には、歴史という意味は無かった。文書係の意味。
シナでは、天命を継いでいく、正統性の証明が、歴史。
司馬遷の書いた枠組みに入らないものが出てくる。
すべての王朝が同じように見えてくる。書く場所がなかったから。
日本史は…外に他国があるとは知らなかった。
…ウソ。漢字を既に輸入している。
歴史は、最初の世界観が植え付けられると、なかなか変えられない。
歴史はストーリー。
日本の教科書は、全くそれがない。
1910年までは、韓国は存在しない。
人権がない。
戦後は、日本人として生まれた人口が半分以上だった。
韓国では「悪い日本人、いい韓国人」と教えている。
「あんな悪い日本人ではない、正しい韓国人だ」
韓国人は、帰る家がない。元がない。
松本厚治氏も指摘している。
→韓国「反日主義」の起源 https://www.amazon.co.jp/dp/4794223870/ref=cm_sw_r_cp_api_i_s4oIDbXA3R7MN
併合後35年で、韓国人はすっかり精神的にも日本人となった。これを韓国人に戻すためどうするか?反日主義しかない、と朴正煕は決めた。
国旗も国歌も、代表的な親日家がつくった。
韓国人は英雄好き。でも
親日だから、英雄と言えない。
#田沼たかし #千葉県議会議員 #四街道 #国際交流 #国際交流まくはり #宮脇淳子 #モンゴル #世界史 #通説 #韓国 #中国 #歴史 #史実