今日は政経倶楽部に参加しています。


長年お世話になっている、ストラクス社の山本社長の「三理と経営理念」でした。


山本社長らしい、等身大ながらしみじみ沁み渡る、素晴らしいお話で、感銘しました!




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◯山本克己・ストラクス社長 千葉県支部長



いま順調。

しかしオリンピック以降は、新日本などは大丈夫というが、不安。



一番の不安が人材。採用と育成に投資している。

人手不足というが、外人ではなく、その管理者が足りない。

なかなか集まらない。「若者に魅力ある会社作り」を訴えているが、しかし最近の若者は、親に相談して進路を決めるし、そうなると有名企業が選ばれがち。



なかなか採用できないと…

「とりあえず入ってもらって育てよう」になる。

育てること、成長させることが、中小企業では最も大事。

誰が入っても、若い人をみんなで育てていこう、という社風にしたい。



事業承継vs継承

承継は、法律用語。

継承は、社風や薫化も引き継ぐもの。←こちらにしたい。だから会社の理念を大事にしている。



社長を若手に譲りたい。

千葉の経営者の年齢…60歳から70歳。

変化に対応できない。易と不易。





学び

R…倫理 丸山先生

D…同友会 赤石義博さん

S…政経倶楽部 林先生

http://www.tokyo.doyu.jp/voice/post-3.html



100億倶楽部

R…旅客事業

D…デンタルサポート

S…ストラクス



山本「成長に人材が追いつかないとき、どうすればいいですか?中途採用ですか?」

赤石「できれば、一から育てたほうがいい」



金利は大事。

ロータリークラブ、スモールサン…意外と内容が、倫理などと同じで勉強になる。

ロイヤルダッチシェル…50兆。三浦海岸のきれいな貝から。





三理の実践…

高徳国家ーR   ←徳がないと、汚いのK

公益経済ーD   ←キツイのK

共生文明ーS   ←危険のK



ウサギとカメ…

ウサギがさぼって、カメが勝つ。➡︎コツコツやるのが大事。…?

視点が違った。ウサギはカメを見ていた。カメはゴールを見ていた。

「ウサギとカメv2」

再挑戦の話。今度はウサギが勝った。これで一勝一敗。

白黒つけるべく、もう一度やろうとなった。カメが勝った。

条件をつけた。何だったか? ゴールを海の先の島にした。

←相談相手が何人いるかが大事。

「ウサギとカメv3」

それぞれの得意なところで補い合った。

我が社も、クビにせず、助け合う社風。



大黒柱…

行徳 哲男;いつも楽しそう。何を言っても受け容れてくれそう。「矛盾こそ現実」弁証法。

価値観。アイスとダイヤ。子供はアイス、大人はダイヤ。

善か悪か、以上に、楽しいか楽しくないか、を大事にしている。

引地、村山道場。毎日電話している。いつ死ぬかわからないから(笑)



矛盾・平和…

北朝鮮の非核化を、中国人に聞いたら、鼻で笑われた。

具体的に平和をつくるのは、難しいが、目指したい。



ーーQ&Aーー

創業の苦労はなく、楽しかった。


中国経済の現場感は、いつバブルが弾けるかと言われるが、前向きに投資を続けているので、弾ける気はしない。

撤退して再進出するのは、大変なので、細くても続けている。

なぜ日本はアメリカべったりなの?うちら=中国人と組めばもっと発展できるのに、とは言われる。


前の会社は、経営理念や社是がしっかりあった。当時はピンときてなかった。

独立して、何か足りないなぁとなり、作った。

会社員時代、社長室勤務で、採用と教育をやり、大きく影響を受けた。みるみる変わっていく。それが面白い。

うちの若手も頑張っている。一番いいのは、「頑張ってるから仕方ないから応援してやろう」という感じで、少し可愛がってもらえるのがいいとおもう。


老化の始まりは「新しい人に会いたがらないこと」



採用基準は…

昔から、第一印象。

女性なら、結婚したいかしたくないか?結婚して楽しいかどうか。

男性なら、自分が女として、結婚しても楽しいか。