皇居勤労奉仕、最終日
(先週金曜の報告です。)
最終日はようやく一日晴れ。やっと清掃も思い切りできる!と張り切って参加です。
この日は宮殿近くを、案内いただき、そのあと清掃奉仕しました。
大変勉強になり、陛下の温かい御心の深さに、改めて感動しました。
・かつての宮殿は、明治21年に竣工、22年2/11に、憲法を発布したりした。
正殿、豊明殿、鳳凰の間などがあった
・表御座所…陛下の執務室
宮殿の裏の、表御座所が、執務室。
いまシャッターが降りてるのは、奉仕団が、その部屋から見える庭園に、来ているから。
ただ、今上陛下は、最近はあまりここに来ない。特に震災以降。コストがかかるため。
ゆえに御所でできる公務は御所で、とすることが増えた。昨日来た中国の李首相や、トランプ大統領なども、御所で会っている
なお、御所は質素。30年前に作ったから。宮殿は昔建設したため、豪華過ぎると陛下は思っている様子
・表御座所の中の、菊の間が、執務室。
公務のほか、清掃奉仕団や、勲章の人の、下調べなどを陛下はしている
・表御座所の御車寄…
陛下は、皇太子時代から、ホンダ インテグラに、30年乗っている。陛下自身が運転のときもある。
オートマではなくマニュアル車
土日で公務のない朝は、東御所まで行ったりもする
・大刈り込み=亀、が南車寄せ裏にある。10種類以上の木が混ざって、一つの刈り込みになっており、きれい
・正殿、中央部の、松の間…
イスがない。玉座はあるが陛下も座らない
高御座御帳台に乗り、即位の礼、総理任命式、旭日大綬章などを実施。信任状奉呈式、講書始、正月の歌会始めなども
・正殿の両端、竹の間と梅の間…イスがある
・中庭…白梅、紅梅の、二本の木が立つ。樹齢100年近い
・正殿屋上には、瑞鳥…二、三メートルの大きさ
・豊明殿…叙勲の夫婦。北車寄せ使う
・長和殿、春秋の間…
国賓などを迎える。国賓がくるときは、盆栽なども、とてもいいもの出す。ただし、器が一つ欠けると、両方使えなくなる
・長和殿、石橋の間…陛下のインタビューなど。
ほかに北の間、松風の間、波の間
・東庭…一般参賀などで使う。
灯籠は有田焼。寄付で。
地下駐車場120台
・宮殿に来賓などが来るときは、南車寄せ、回廊、千鳥千草の間、正殿と移動して来る
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またこの日は、陛下から記念冊子とお菓子を、ご下賜 賜わりました。
宮内庁職員の方から拝領しました。
4日間雨も多く、清掃奉仕も十分できていないのに、もったいない限りです。申し訳ないほどです。
4日間を振り返ると…
天皇皇后両陛下、皇太子殿下とお話した感激を胸に、その温かい御心に応える、立派な日本人となること、
皇室と国民が共に信頼しあい歩める、君民一体の国づくりを、生涯かけて進めていきたい、
そう強く決意しました。
それこそが日本らしい国柄であり、日本人が一番輝ける、潜在力を発揮できるあり方だ、
それがひいては世界に日本がもっと貢献できるようになる、
そう思いました。
多くの方に、大きな声で、この皇居勤労奉仕に参加されることを、お勧めしたいと思います。
人生が変わります。
ひたすら、感謝です。
訪日外人に話しかけて、写真を撮ってもらいました。
スペイン人で、私も新婚旅行がスペインだったと言うと、喜んでくれました。