五十嵐由人・湯島倫理会長
今朝は美浜区倫理法人会へ。
元アイワールド社長の、五十嵐会長による「天国と地獄を見た男の成功の奥義」
本当に素晴らしい、実に説得力ある講話で、感動しました。
落選しても、何でもない、と思わなければならない、
そして家族の大切さ、妻への感謝を、改めて思いました。
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言葉遣いを大切にしている。
形から入る、命懸けで守る、余計なことはしない。
みなでやる湯島、みなの成長が目的。
波乱万丈の人生だった。
「天国と地獄を見た男」を著した。
400億の男と言われたが、すべてを失った。
倫理を学べば、心の安らぎ。天国。
17か条には、成功法則がつまってる。
いま75歳。ずっと健康。
民事再生のあとはますます健康。
当時は時代の寵児。ナイトセミナーには来るが、モーニングは行かない。
かつては、こうすれば成功する、潰れてからは、こうすれば失敗する、で講話した。
スティーブ・ジョブズも、人生では、地位名誉財産は、何にもならない、と言っている。
会津に生まれ、6歳で商売人を志した。
田舎の雑貨屋を見て、なんでも品揃えしてあることに感動し、毎日見に行った。なぜ欲しいものがそろってるんだろう?
小学二年生のとき、袋とじを売ったら、売れた。結局父に怒られ返したが、物を売れたときのゾクゾク感は今でも変わらない。
一度決意したことは、必ず成し遂げる!
5歳のとき、歌手になりたい!
実現した。
なぜ成功できたのか?
実は自分はみつくちだった。オッパイも吸えない。周りからは、カタワと言われる。
おばあちゃんが毎日祈っていた。不思議で、聞いてみた。何を毎日祈ってるの?
おばあちゃん…山にも川にも神様がいる、正直に生きなさい。
祖母は家族にも、うろたえるな!この子は福の神だ!大事に育てられた。
父も、必ず…福の神だと言ってまわった。
そのうちその気になって、勉強もできるようになった。
人の悪口を言ってはいけない、人の喜ぶことをやろう、というのが、小さい頃からの生まれ持った生き方。
座右の銘…人生おもった通りになる。常にマイナスを見ず、プラスを見る。
しかし思い上がると、失敗する。
人は、親を選んで生まれる。
使命、夢を持って生まれてくる。
その使命に気づかない人もいるが…
人は生い立ちに問題がある。
3歳までの教育で、一番大切なのは、スキンシップ。
自分はそれをたくさん受けてきたので、自分は不幸だと思ったことはない。
オリンピック選手も、必ずそう。
目的、使命をもって生まれてくる。
現象界の成功は、人生の成功ではない。自分も潰れたときにそれがわかった。徳川家康ですらそう言ってる。
経営者で一番大事なのは、潔さ。いかに潔く、捨てられるか。
なぜ民事再生するのか?というとき、債権者に迷惑をかけないため、財産放棄、株の放棄、引責辞任。
そうしたら、再建できないのでは?と言われたが、やった。
120戸の家、250万坪の土地、すべてを放棄した。
会社の信用は地に落ちたから、違う人が経営した方がいい、と決めた。そうしたら、1週間で買い手がついた。
緞帳の降りた踊り場の気持ち。でも全てを持っている気もした。
死ぬこと以外は、かすり傷。
強制断捨離。
売上ゼロだけど、何も失ってない!失ったのは、くっつけたものだけ。
マイナス百億から、5円玉を拾ったとき、プラスに感動。
苦難こそ幸福の門だ!
友人も誰も去らなかった。いろんな形で応援してくれた。
問屋もお詫び行脚したが、どこも非難しなかった。
家族も。子供もより身近に。
息子は、アメリカの大学にいた。「お父さんつぶれてくれてありがとう」ずっと自分にとって親父はいなかった。一緒に帰ろうと言ったら、帰らない、と言った。
試練にすべて受けて立つ。
家内も。悪いね、家も手放さないと、と言ったら、「ずいぶん長い間、持ち家だったから、アパート暮らしもいいわね」泣いた。
ダイクマを辞めたときも「私はダイクマと結婚したわけじゃないから」やる気が出た!
奥さんと喧嘩してるようじゃ成功なんてできないし、奥さんは旦那操縦法を学ぶべし。自分はずっと操縦されており、それでいいと思っている。