母校評議会…学校はブラック企業?!
今朝は子供達を幼稚園に送ったあと、母校中学校の評議員会です。
私は小中台中学校の同窓会長を務めております。
その関係で学校評議員を長くつとめています。
今日は、年3回の評議会の第1回目があり、改めて学校評議員を委嘱されました(授与されている写真は私ではありませんが)。
各クラスの授業参観のあと…
(高原千葉村に先週行ってきたそうで、その掲示や、各自の新聞作りなどが印象的でした。また色々な高校が既に入学を勧誘しているのも最近の傾向と思います)
評議委員会として、学校の経営方針などについて、色々な意見交換、議論をしてきました。
その中で、特に私が気になっていたので、話題にさせてもらったのが、教職員の先生方の、残業時間。
いま全国的に問題になっています。
http://www.sankei.com/life/news/170428/lif1704280057-n1.html
月100時間超えなど、学校がブラック企業と言わざるを得ない状況であることを、非常に懸念していました。
私もアクセンチュアでは、月400時間働いたこともしばしばでした。裁量労働制ですので残業代は無し。12時前に帰宅したことはほとんどありません。
でもそれは、自らやっていた。会社に不服ながら義務で嫌々やっていたわけでは全くありません。クライアントの成功のため、そして自分の成長のため、オーナーシップを持ってやっていました。まさに全てを賭けて、働いていました。
人生に燃える、夢に燃える"男"には、そういう生き方もあっていい、そういう生き方をも容認する社会であるべき、とも思っています。
しかし、個別の話ならまだしも、全体の平均値が100時間と言うのは、やはり見過ごすことはできません。どう考えても構造的問題です。
先生方の、教育に対する使命感に甘えて、行政として抜本的な改善策は打たれてこなかったまま、ここまできてしまったのが、実態と思います。
使命感は素晴らしいし、永遠に持ち続けてもらいたい。それこそが教育公務員たる資格です。
ですが、それに甘えることを前提とした仕組みは、あってはならないのではないでしょうか。
これは1つの学校で解決できるレベルの問題ではありません。私が現職、特に行政部局にいたなら、ぜひとも残業時間圧縮、教育行政の仕組み全体の改革に取り組みたいと、改めて思いました。
朝は兄弟2人を送ってきました^ ^