藍原範道コンサート!



幕張西公民館にて、第18回まくにしウェーブコンサートとして、藍原範道くんのコンサートでした。

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私が団長を20年務める「合唱団からたち」の、創団時からのメンバーであり、東高の後輩でもある、テノール歌手の藍原くんは、

私にとっては長年人生を共に歩んできた、ある意味弟分です。

今日もぜひにと、駆け付けました。

http://www.c-horizon.com/karatachi.html


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とても良い歌ばかり選曲されており、テノールの響きを堪能させていただきました。

特に、出船や、シューベルトの冬の旅、シューマンのミルテの花は、私も大好きで、歌ったこともあるため、

とても楽しませてもらいました。

また、中田喜直先生の、霧と話した、はとてもいい歌で、私もいつか歌いたいと思いました。

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後半は外国語曲。

藍原くんの話で面白かったのは、当時の作曲家は短命の人が多かった、とのこと。

シューベルトは31歳で他界。冬の旅は30歳のときの作品。失恋を歌っている、暗い歌。

モーツァルト35歳、ショパン39歳、シューマン46歳、メンデルスゾーン38歳。



そもそも作曲家は、変わり者が多い。

モーツァルトは猥談や排泄話が大好き、

ブラームスは完璧主義者、

チャイコフスキーは同性愛者、

ベートーベンは知らない人がいないほど有名な変わり者…


それだけ感性が鋭い、狂気にも近い感性ゆえに、素晴らしい作品が書けた、ということなのでしょう。

私はこの狂気に、大変惹かれ、共鳴し、音楽を長年愛し続けています。



話を戻して…

終演後は、藍原くんのみならず、今日が誕生日の榎本先生にも、素敵なお花が。

中身の濃い、飽きないコンサートで、よかったです!


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