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山田宏・参議院議員 講話!


今朝は市原の、千原倫理法人会にて、私の親分である、

山田宏・参議院議員の「正念場の日本 ~これまでの延長線上に未来はない」の講話でした。


毎回のことですが、夢を感じる、素晴らしいお話でした!

日本は、依存から自立へ!



なお講師メッセージは「前人木を植え、後人涼を楽しむ」

先に生きる人が、後の人達のために努力しよう。

これは山田さんの著書名でもあり、また哲学でもあります。

政治家に最も大切な、歴史観ですね。



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来年は大変な年だろう。

米国は、トランプ政権がはじまる。

中国は、全人代があり、習近平独裁体制が進む。

韓国は、朴さん、何も決められない。大統領選だが、そこまで持つか?

北朝鮮、いつ崩壊するか?

欧州も、政権選択がいろいろある。



米国のメインストリーム、元カウボーイの人達。この層にトランプさんは人気がある。ここが保守の中心。



日本メディアは、トランプ誕生を、コメントできてない。

米国メディアはすべて左翼リベラルなので予測もできない。



黒人は全員ヒラリー、白人は全員トランプ。

ヒラリーは本当に不人気。上から目線、金権、エスタブリッシュで。



トランプは、変なヤツだが、非常に義理堅い。

たくさんの逸話がある。車のパンク修理を手伝ってくれた

彼はレーガンを尊敬し、レーガンを目指している。

レーガンもはじめは、あんな俳優が、と言われたが、強いアメリカを掲げた。これだけ。

トランプも、政策はない。いま考えている。あるのは1つだけ。メイク・アメリカ・グレイト・アゲイン、だけ。



安倍総理は、ちょうどいま、トランプと会っている。

非常に早く、いい対応だ。

トランプは、日本とは特別な関係といった。

フィリピンのドュテルテ大統領も、訪日したとき、みんなファンになった。ストレートで。

在米の友人に聞いたが、トランプの集会は500人くらい集まる。

ヒラリーは2300人しか集まらなかった。



トランプの政権人事をみてると、必ず軍拡するだろう。グレイトアゲインなので。

軍人たちは狂喜している。

オバマが「アメリカは世界の警察ではない」と言って以来、世界中で泥棒たちが暴れている。

しかしアメリカはお金がない。なので同盟国に負担させる。日本もこれは避けられないだろう。



もう1つ重要なのは、最高裁判事。

最高裁判事は終身。9人のうち、保守の1人が亡くなった。4人保守、4人リベラルだったので、あと1人の指名が大切だった。保守を指名したのがトランプ。よかったとなっている。



防衛費は世界平均で対GDP2%。

イギリス23%、フランス21%、韓国25

日本は1%。これは低過ぎる、というのがトランプの考え。



日本は弾薬の備蓄すら、ない。非常に危険。

しかし増やそうとして軍拡したら、軍事費増大だ!と批判されるので、言えない。

かといって本当のことを言ってしまったら、中国はどう出てくるか?危険。だから、ある振りをしないといけない。



来年は危ない、特に尖閣が危ないだろう。

海が静かになってくる、5月頃から、増えるだろう。

中国漁船といっても、みな人民解放軍。一個師団。

尖閣で中国と紛争が起きても、アメリカは絶対に助けてくれない。

まだ各国政権が初心者の青葉マークのうちに、やってくる。



外国を刺激することがまずい、のではなく、実効支配してないのがまずい。

実効支配しないのは、領土問題が存在することを暗に認めた、となる。

もう、自衛隊や警官は置けない。置いたら中国が反動してくる。

そこで、海洋生物の調査がいい。これは中国も拒絶できない。



尖閣も、竹島も、北方四島でも、毎日天気予報を流せばいい。

中国は尖閣で毎日流している。

日本は、点があるだけ。ちゃんと名前を書くべき!と気象庁に言ったら、悩んでいた。これが現状。



中国は、沖縄琉球は日本の領土ではない、ととうとう言い始めた。

照屋寛徳議員などが、沖縄はいつから日本の領土か?外務省は、いつからかわかりません、と答弁。

馬鹿馬鹿しい!中国はその前から支配してきた、と言うに決まってる。沖縄と日本の分断工作に乗ってしまっている。

1879年、琉球処分のとき、清国が反発した。しかし時の外務大臣寺嶋宗典は、歴史を延々と述べて、猛然と反論した。それくらいの覚悟が必要だ。

当時の清国は、超大国。勝ち目がない相手なのに、堂々と反論した。今の日本政府は事なかれ主義。



軍拡とともに、トランプのもう1つのポイントは、インフラ整備。

軍拡、保守論陣、財政出動でインフラ整備オバマとは全く逆に進む。



日本は9条がある。トランプは来て欲しくなかった。

しかし、泰平の眠りを覚ます上喜撰(蒸気船)だった。

トランプは、平成の黒船。ペリーと同じ。

自立は大変。学生が自活し、就職して親元を離れるのと同じ。



憲法9条は、第3項を付け加える。

「自衛のために、自衛隊を保持する」だけ。

ここまでやらないと、独立国ではない。これで国民投票にかけるべき。

これが通るかどうか?? 私は国民の良識を信じている。



しかし、9条だけを改正すると、軍国主義や復古主義などと批判される。

そこで、ポジティブなイメージを、打ち出す。


「和の国」

人と人の協力。国と国の協力。戦後日本はやってきたのを、他国は知っている。

「三方良しの経済」

アメリカは、株主資本主義。こんなもの怪物。経済じゃない。三方良しとなる金融にしなければ。

長期間株を保有する方が優遇され、短期で売り買いするのを厳しくすべき。

「積極的平和主義」

侵略しないだけでなく、侵略させない、



日本なりの価値基準を示す。各企業で、和の経営を、示す。

我々は、新しいものを出すのではなく、いまある良いものに気がつけばいい。

トランプだからよかった、という年にすべき。