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山田宏・参議院議員 講演

昨日の報告です。

お世話になっている、高山社長が主催されている、春風塾にて、
山田宏参議院議員の講演「私の志・日本の夢」でした。


参院選から約2ヶ月ですが、山田節健在! 素晴らしい講話でした。以下メモです。



(なお昨日は、所属する幕張ロータリーにて、私から知覧について卓話させていただきました。
また今日は国会に来ています。今は日ロ協会の「ロシアを知るセミナー」に参加しています。今は日ロ関係が目を離せませんから、よく背景を学びます)



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北方四島一括?とある政府高官に問われたので、こう答えた。
四島の主権放棄はあり得ない。何百年でも訴えるべき。
しかし、途中、二島が返還されるのは、やぶさかではない。そのあとも、残り2島の返還を求めつづけるが。
動くかもしれない、と感じた。


これからのトラブル源は、中国。
聖徳太子は、仏法のもとに、同等、と上位概念をもちだして、言い抜いた。
いまも、国際社会での共通価値観のもとで、平等と言わねばならない。自由、人権、
常に上下関係を作ろうとしてくるのが、中国の外交姿勢。華夷秩序、冊封体制。
また、断固として、反論すべき。あの国では、ウソが悪いことではない。嘘つき、は、褒め言葉。
河野談話は、謝っておけばいい、としてはならない。


なぜ日本は、中国に、長年服従しなかったのか?隣に超大国があったのに?
おそらく先祖もそう考えていた。
山上憶良が万葉集に、好去好来の歌がある。日本の誇りを忘れるな、日本は素晴らしい国だ、と遣唐使に伝えた。


アベマリオは良かった。
我が国は、すごいソフトがある。力が示された。
なお企画は電通が作った。オメガの時計は、総理のものではないそうだ(笑)


幕末のような状況になっている。
尖閣の船も、あちらの海保が、領海に入れと指示してから、入ったら出てけ、と言ってる。自作自演。
全部その通信を傍受しているのだから、公開してしまえばいい。前の尖閣での中国船衝突事故のときも、動画を公開してしまえばよかった。


アメリカは、トランプが、日本の自立を求めている。これは米国民の潜在意識にある。なぜ無人島をアメリカ軍が守らねばならないのか?と思っている。
だから中国は、アメリカが兵を送り込まない程度に、入ってこようとしている。全面戦争にはならない。グレーな、紛争?よくわからないものを少しづつやってくる。あの国を抑え込むのは、もう明日明後日の問題。


幕末を見てると、リーダーの、開き直れる力が大切。少し言われたら、すぐヘナヘナとなってしまう。
石原慎太郎はその良い例。開き直る力があった。
靖國参拝でも、公的ではなく私的参拝、とみんな言っている中、石原さんは「馬鹿な質問をするな!東京都知事、石原慎太郎だ!それ以上でもそれ以下でもない。以上!終わり!」


防衛費に、世界中、GDPの2%かけている。日本だけ1%。


改憲。9条は、日本の依存心の源流。
大学生で法学部のとき、司法試験を考えた。しかし憲法を読んだら、英文から先になっていて、愕然とし、やめた。
特定勢力が、9条を暮らしに??そんなのムリ!
五箇条の御誓文や教育勅語を暮らしに、ならわかる。


持てる世代ではなく、捨てるものがない世代こそ、
素人だからできる勇気もある。未経験が力になることもある。
杉並区長になって15%予算をカットしたら、大変なことが起きた。大混乱になった。山のような苦情が来た。
そこで落選を覚悟したら、開き直れた。


「大改革なんだからみんなの意見をたくさん聞いて…」などと言われるが、違う。
誰も反対しない案なんて、意味がない。一気に例外なくやるべし。あとから保全する。
私だけは例外、とみんな言う。これをやり切れるか?が勝負。


2025年から大変。
団塊世代がみな75歳以上になる。
子供の数も減る。
日本の大問題。


問題を乗り越えるには、最後は自信と誇り。自己肯定感。
いつもいいときばかりではない。そこで背骨がないと、困難なときに謝ればいい、となる。
歴史問題は、政治家として最も大切なこと。絶対に譲ってはならない。


93年、国会議員になったとき、訪中団で行った。
日本の軍国主義が悪い、と講演した。
そこで「支那事変、盧溝橋事件は、シナ側が発砲したんですよ?」
今回の安倍習近平会談でも、「お互い気をつけましょう」は?こちらは何もしてないのに、なぜかお互い、となる。


戦略家のルトワックさんが言うように…
死力を尽くして戦っている方が、そのあと仲良くなる。
逆に、抵抗しなかったら、その引け目が残る。オランダも、朝鮮も。


大阪万博のはじまった、1970年以降に、ウソが流れ始めた。


自信を取り戻すには、まず先祖の墓参り。そして先祖の良い話を子供に聞かせる。
これが、戦後核家族化し、無くなった。


西洋文明は、征服の文明。
日本は、調和の文明。
それぞれの分野で、調和をもたらすべき。
日本がいつか、世界の中心に躍り出ていくだろう。


一流の国とは…
それぞれが自立している国民の国。
なんでもやってあげるのではなく、意識の高さが大切。
そこを目指して、人作りをすべき。