親守詩千葉県大会!
第2回親守詩千葉県大会が、佐倉で開催されました。
昨年も私も精一杯ご協力させていただきましたので、
http://ameblo.jp/tanuma/entry-11944209316.html
http://ameblo.jp/tanuma/entry-11944235163.html
今年もお邪魔いたしました。
冒頭は、来賓として、激励のご挨拶させていただきました。
![Simplogで写真を見る 投稿写真](https://stat.ameba.jp/user_images/20151026/00/tanuma/ef/42/j/o0800080013465035791.jpg?caw=800)
200通ものやり取りをしたそうです。
また、最近話題を呼んでいる「学力の経済学」のような、科学的に解明した、子育ての方法論の紹介も。
とても勉強になりました。
そのあとは、親学の専門家、高橋史朗先生による講演です。
何度聞いても高橋先生のお話は勉強になります。
以下ポイントメモ。
また、最近話題を呼んでいる「学力の経済学」のような、科学的に解明した、子育ての方法論の紹介も。
とても勉強になりました。
そのあとは、親学の専門家、高橋史朗先生による講演です。
何度聞いても高橋先生のお話は勉強になります。
以下ポイントメモ。
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最近は家庭が本当におかしくなってきた。
「親が子供のために犠牲になるのはやむを得ないか?」という調査の質問に…
日本は、38%、73国中72位
家庭が崩壊しつつある。
父という病、母という病、という本が売れている。
虐待も増えている。もちろん実の親が一番多い。
田中美知太郎は、21世紀の教育理念は?と聞かれたとき、親孝行だ、と答えた。
制度は所詮、対処療法。
やはり弱い者いじめはいけない、と親が伝えなければならない。
相手の心がわかるのも、親との一体感を通じて、育つ。
家庭での親子関係は、人の気持ちがわかるかどうかに影響する。
うまくいかないとき「誰かが悪い」と、人に転嫁してきた。政治家が悪い、学校が悪い、社会が、メディアが、○○○が悪い…
これは、子供の心のコップが下を向いているから。
これを挽回する努力が必要。
親と子供、ともども、心のコップが上に向く必要がある。
曽野綾子「不幸なき日本の、不幸」
耐性が弱いため、自分の周りの小さな不運も、すぐに誰かの責任にしがち。
親と子供、共に学ぶ必要がある。
親も一年生。困難を共にして、それを乗り越えていくべし。
いくじ、は、育自。
95歳でも、おはよう浅井青年!と言って、元気にしている。
千玄室さんの元気の秘訣は、毎日鏡に自分を写して、おはようと言っている。
山鹿素行は「父子道」で… 父は後ろ姿で感化する。これしか教育はない。
重度の脳性麻痺の子。
「ごめんなさいねお母さん。生まれてきてごめんなさい。」
「私の息子よ許してね。」というやり取りがあった。
しかし、障害の子を持った幸せ…初めてひとりで電車に乗れた日。当たり前だけど、当たり前じゃない。毎日が記念日。
言葉の力とは…肯定的な言葉。「大丈夫」「必ず良くなる」など。
「本当はいい子なのに」と言われつつ怒られたなら、子供はキレない。人格と行為を別々に扱う。
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後半は、親森詩作品で、入賞した子供達の表彰式。
私も授与させていただきました。
今年は4099もの作品応募があったそうです。去年よりもまた増えました。
この輪が広がって欲しいと、心から思います。
そのあとはシンポジウム「世界が認める日本の伝統的子育ての復興」
中澤裕隆・県議がコーディネートです。
パネリストは高橋先生のほか、明石要一・敬愛短大学長、並木孝樹・TOSS千葉理事長、私でした。
私自身もまさに子育て中のパパなので、その経験も踏まえて、思うことを訴えました。自分は家庭では、子供にルールを教える、壁の役割をしている、など。。
![{AEAECC3F-F0B6-4347-8593-95B6FAC9C90F:01}](https://stat.ameba.jp/user_images/20151026/00/tanuma/e5/4c/j/o0480036113465045570.jpg?caw=800)
他の先生方のお話も大変参考になるものが多く、中身の濃いシンポジウムだったと思います。以下備忘メモ。
・千葉県は親孝行県を目指せ
・子育てのコツは手を抜いて気は抜かないこと
・日本はへその緒を返す伝統がある。これは親からの自立の意味。みながやるべき
・”男”の教育を取り戻して欲しい。ほとんどの分野で、女が強く、男は弱くなった
・子育てのためには夫婦関係が良いこと、父親を母親が立てることが、重要。寝る前に必ず妻の身体をマッサージしている。自分ができないことをやってくれてありがとう、と思いながら
・子供の自尊感情を高めるには、ほめること。そのとき、他人と比較してほめるのではなく、前よりも良くなったことをほめるべし
最後に、受賞した子供達と一緒に、皆で集合写真です。
おめでとう!
この思い出を、大切にしてください。
親森詩は、記念に残せるのも、いいですね。
![Simplogで写真を見る 投稿写真](https://stat.ameba.jp/user_images/20151026/00/tanuma/ba/25/j/o0800053313465035785.jpg?caw=800)
親森詩の輪が広がって、親子の絆が高まり、日本がよい国となることを、
本当に心から祈念しています。