投稿写真

投稿写真

投稿写真

日本でのIR開業の魅力

東京の政経倶楽部にて、ソレアグループの北條猛さんから「日本でのIR開業の魅力」を聴きました。



ジャパンデスクの北條代表や桐山さん、
本部の開発部長のジェイソンディーンさんのお話は、フィリピンにて実際にオペレーターをしている実践談なので、最も具体的で先進的な内容。大いに勉強になりました。


IR推進は、安倍総理の成長戦略として、国際公約でもあります。導入先進国でも、概ねうまくいっています。


日本経済の活性化のためには、外需を呼び込めるIRの導入を、ぜひとも推進していきたく思います。


ーーー
いまのIR法案は「これからIR話し合っていいですよ」というだけ。どの地域になるかも決まっていない。おそらくオリンピックには間に合わないのではないか、と見られている。


マーケットを見ても、アジアの南半球だけでも、競争相手がたくさんいる。マニラ、マカオ、オーストラリア、韓国…
日本は分散するようだが、それで戦っていけるか、疑問。
日本の売りは、日本でしかできないものをやること。日本文化や技術レベルは非常に高いので、それを使う。地震対策は必要だが。


マニラはエンタテインメントシティとして、どんどん様子が変わっている。
仮ライセンス付与には、10億ドルの投資金額が必要。部屋数も数千規模。人数がいないと、マシーンが埋まらないから。
また、ライセンス条件には、「勝てる」などの過度な広告は規制されている。敷地率は7.5%まで。
更に公務員はカジノをやってはいけない、など、厳しい規制がある。依存症対策も。


1日3万人がソレアに訪問いただいていた。いまは落ち着いて、1.5万人。ホテル稼働率もほぼ100%。日本でも開業すれば、こうなるだろう。


海がある、空港が両方の真ん中、土地がまとまってある、クルーザーが入れる、などの条件が満たせるといい。千葉は有望。
世界のマーケットで、勝てるものを作りたいし、そのためには地元の協力が不可欠。


日本の課題は…
1つ、ポツンとできても、難しい。たとえば幕張にできたら、ディズニーランドとの競争になったりする。そんなことは通常ない。
1地域に、何個ものIRがあり、それを楽しむスタイル。でないと国際的に競争にならない。1地域に1業者だと、進出自体が難しいかもしれない。