伊那食品工業内の、視察!
長野県の伊那地方にある、伊那食品工業本社を、塚越会長の講話拝聴と同時に、視察させて頂きました。
自然に囲まれた、大変綺麗な会社で、大きな公園に散策に来たような感覚でした。地域の方も多数、ハイキングをされている様子。これが会社だと思うと、本当に驚きです。
以下、ご案内頂いた、丸山取締役のお話です。
ーーー
塚越会長は、教育を大事にしている。経営者は、教育者でなければならない。
会長は苦労しているので、本当によく気付く。気付きの天才。
庭の手入れは、気付きの場。体験しないと気付けない。徴農がいい。山が荒れてる。腐らせるより。
先進国で、過疎と集中が起きてるのは日本。効率を考えるなら、東京に本社がある方がいい。しかしこの長野の地に本社を置き、頑張っている。
景観。このガーデンには、電柱電線がない。地中化してる。地域に開放してる。3万坪。公園のよう。松食い虫がこの時期こわい。樹幹注入して守ってる。お金かかるが環境のため。周りの松はやられてる。
寒天釜。寒天は昔からあった。しかし昔より食べ物が多様化して、随分需要も減った。
田舎は、車売れる、生活費安い、誘惑少ない。都会は、震災来たら復活できないのでは。水道ガスが復旧難しい。そうするとトイレが厳しい。その辺で、本社を東京に移さない。
支店は東京の初台にある。目の前が公園。毎朝お手入れしている。そうすると職員に、仕事を奪うな、と怒られた。でも今は表彰された。町が綺麗だと、治安も良くなる。
かんてんぱぱホール。文化を守るのが、地域活動。メセナ活動。昔から芸術には、パトロンが必要。我々はできる範囲でやってる。
水。地下水150メートルなので、細菌いない。1500万円かけた。しかし最近は、マナーの問題が。一人で蛇口を独占してしまい、他の人が使えない。困ってる。
憲法では、9条ばかり言われるが、勤労の義務、納税の義務がある。自分さえよければいい、となってはいけない。ちゃんと働いていない人は憲法違反、納税しない人は憲法違反と、言わねばならない。
ただで貸し出しもしてる。実質賃金アップ。
書類は不要。書類は稼いでくれない。管理のみ。性善説に則る経営。書類、管理は、性悪説。
敷地内の、かぶと虫の寝床。