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福田逸氏講演!


国民文化研究会主催で、ご子息である福田逸さんの「父、福田恆存を語る」講演会に、参加しました。
http://www.kokubunken.or.jp/kouza/




常々のべていますが、私は福田恆存を尊敬しており、逸さんからの見方もぜひお聞きしたいと、楽しみに参加しました。
期待通りの内容で、とても良かったです。




会場は靖國神社の中の、靖国会館。神社に参拝し、また遊就館も少し訪問しました。崇敬奉賛会員は観覧は無料なのです^_^




なんだか毎日のように、東京に来ていますが、今こそ修練のとき。学ぶこと関連予定はなるべく優先させ、フットワーク軽く上京していきます。




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父、福田恆存は、アメリカ等の外国に昭和28年に留学する。帰国したとき、以下の4つに取り組みたいと言っていた。
教育問題、国語問題、シェークスピア翻訳、平和論。
特に平和論と翻訳は、すぐ取り掛かった。




この外国留学以降、福田の作品が劇的に変わる。
それまでは観念的だった。





「解ってたまるか!」
代表的戯曲だが、実際の立て篭り事件を参考に作成。
気持ちにムラの多い犯人、村木が、人質を取って立て籠もる。


ここで扱っているのは、人間の孤独。
人間を否定しているのではない。明るい人間を否定。
人間はもっと小さい。ゆえに謙虚たるべき。深刻ぶるのをやめよう。