大河ドラマ「花燃ゆ」、皆さんご覧になってますでしょうか?先月に引き続き、今月も吉田松陰です。今回は、「松下村塾」を取り上げます。

松下村塾における教育の根幹にあったのが、「尊皇攘夷」です。当時、日本を除くアジアのほとんどの国が欧米列強の植民地にされていました。そのような状況の中、いかにして日本の国柄を守り抜くか、それを説いたのが、松陰先生です。

「尊皇」の心とは、皇室という一つの王朝が建国以来続いてきた日本の国柄は、世界に類を見ないほど尊いものであり、そのことに誇りを持つ心です。そして、「攘夷」の心とは、そのような尊い日本を植民地にしようとする欧米列強を撃退して日本を守ろう、という強い心です。

松下村塾では、日本の国柄を理解し、護ろうとする、真の愛国者を育てたのです。塾を巣立った愛国者達が命懸けで明治維新を実現し、日本の植民地化を防ぎました。松下村塾がなければ今の日本は存在しなかった、と私は確信しています。
 
私も、ライフワークとして、「日本に誇りを持てる教育の実現」に取り組んでいます。いつの日か「平成の吉田松陰」と呼ばれる日が来るように、研鑽を重ねます。



(写真の出典:Wikipedia)