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JC55周年…横峯吉文先生講演!
千葉青年会議所は55周年。記念講演として、今年前半にお越し頂いた、横峯吉文先生に、再びお越し頂きました。
私も子育て世代、日々格闘している当事者なので、学ばせて頂きました。


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安倍総理は女性を働かせようとしているが、人手不足を言うなら、若年無業者が220万人。こちらをどうにかすべき。

子育ての目的。これを明確とすべき。こういうことを全然教えていない。

今は明らかに、過保護。過干渉。溺愛。甘やかし。
今の男は失恋にも耐えられない。だからストーカー。殺してしまえ、になる。おかしい。
3歳になったら

仕事させないからダメ。
我々の頃は、東京大阪に集団就職。中学校出たら働く。人生は仕事で学べ。

人から感謝されたときが、幸せ。
クリスマスプレゼントとお年玉などあげず、4、5歳だと機械が好きだから、掃除機をあげるべし。そして毎日、できることを確実に一つずつやらせる。そうすると半年もすればピカピカになる。

先のことを考えて子育てしなさい!
小学校に入るのも始めからわかってるのに、座るのを訓練してないなら、できない。親はみんな考えてない。

「小学校にあがるまでは、自分の名前だけ書ければいい」とか、間違えて教えてる幼稚園保育園がまだまだたくさんある。本当か?
プールの練習もあるし。夏休みに読書感想文もあるし。
先のことを考えて、子育てしなさい!
学校は、本が読めないと、何もできない。書けないと何もできない。それで挫折していく。

この二十年で、どんな仕事が残るか、も考えないと。昔大阪でやってた仕事も今はみんな機械やロボットがやってる。
特に数学が得意な子を作らねば。

脳は幼児は400g
6歳で1200g
大人は1300g ほとんど変わらない。
幼児期なら、何でもできるようになる。
うちの園に障害児がいたが、年長のとき、障害児でなくなった。

壁逆立ちはとてもいい。ブリッジも。かけっこも。
6歳でできるようにするには、3歳からやればいい。
毎日、10秒やれば、できるようになる。上手になると、飽きがきて、更なるチャレンジを自分でやるようになる。喜んで。
毎日お父さんがやればいい。

子供はみな、天才。
3歳になれば、小さなウソをたくさんつく。
言葉で諭すから、言い訳する。言い訳のトレーニングをしてるから。

成功者は、どうやればできるか考える。失敗者はできない理由を考える。それは小さいときにそう教わったから。
子供に考えさせること。失敗させないように、させないように、とするからダメ。

躾とは?
母ちゃんがダメ、といったらダメ!
やれ!と言ったら、やれ!
会話で、返事を、ハイ!と言う。うん、ではない。
言葉で諭そうとしてはダメ。

赤ちゃんのときは性格いい。
しかし甘やかすから、ワガママになる。自己中心的になる。反省しない。

大人は教えてるつもりでも、子供には押し付けられている。

難しいことは、危険。
簡単なのは、飽きる。
ちょうどいいのを与えるのがコツ。
平仮名も、まず「あ」を教えるが、これは難しい。簡単なのを教えて、ヤル気を育てるべきなのに。
逆立ち歩きも、はじめからやらない。まずできる部分から。


子育ての目的は…人間として自立させること。6歳なら6歳の自立がある。
親はいつかいなくなる。
母ちゃんが頑張るのではなく、子供が頑張ること。命令、指示。
経済的自立も、特に男は必要。


子供に何か教えるのも、毎日コツコツ、少しずつ教えるべし。親が関わるといい。


3.身体の力。6歳までにほぼ身体能力は決まる。後ろ走り、側転、跳び箱など。
今の幼稚園はあれもダメこれもダメ。


2.学ぶ力。読み書き算盤。読み書きは学校の教科書。毎日20分。
掛け算も、4歳で、できる子が出てくる。これを間違えると、計算得意な日本人少ない。国策を間違えた。
算盤が嫌いな子は一人もいない。6歳で算盤一級。
算盤塾に行くと、六年生でやっと一級、程度。やはり手引きが必要。

小学校に入ったら、一人で勉強する習慣が必要。秋田では「ひとべん」と言う。幼稚園からやろうとしている。

読み聞かせより、自分で読ませる。母ちゃんは家事の片手間に、聞いてればいい。その方が喜ぶ。

今の学校教育は復習ばかり。予習でないと、面白くない。

三年生で、六年生の国語の教科書が読めるようになる。楽しくなる。

算盤一級ができれば、集中力、時間管理力がつく。その勢いで他のものも独学でやり始める。
塾なんかに頼まず、母ちゃんが自分で教える。

音楽は、小さい頃に、毎日流す。そうすると子供は覚える。で、楽器をあげてみると、やる。

英語も、英語の歌を流せばいい。
あと英語のアニメ。


1.心の力。
遊びが大事、ではない。遊びも中身が大事。ゲームをすると、ゲームが身につく。引きこもり、無業者が増える。
いまは中国もそうらしい。豊かな国になると、なぜか甘やかす。いつまで経っても自立しない。
リスク、チャレンジ、冒険、が遊びの中に入ると、良い。

幼児期は、心は傷つかない!すぐ忘れる。大人はいつまでも覚えてる。特に女は過去を引きずる。
子供に親があたってもいい。子供は忘れるから。
それより、子供には、免疫をつける必要がある。失恋でストーカーになるのは
子供に気を遣うな!子供が母ちゃんに気を遣うべき。


親の愛情を感じるように、スキンシップ?そんなことはあり得ない。
心が離れるには、甘やかせばいい。ワガママになる。
甘い親父が多い。冗談でも許してはダメ。

やさしい母ちゃんではダメ。
厳しい母ちゃんでないとダメ。
虐待されていた子供でさえ、親をかばう。
心を鬼にして、厳しい親を演じ切るべし。


Q.テレビを2歳の子に見せていいか?
A.見せてもいいが、母ちゃんが読む、書く、が基本。
あとダラダラ見るのはダメ。時間と競争させる。


Q.親がブレてしまうのだが…
A.よく勉強すべし。


Q.2歳半の子供が、ご飯を食べないのだが…
A.親にとって、食の細い子は、心配。だから壁逆立ちがいい。すると食べる。疲れるよう運動させればいい。


Q.ご褒美を欲しがるのだが…
A.あげてはダメ。やたらと褒めない方がいい。