投稿写真

投稿写真

堺屋太一先生講演!
党の道州制調査会にて、ザ・維新である、堺屋先生の講演。以下自分用メモです。
ーーー
今は第3の敗戦。2.7兆円の巨額貿易赤字。人口減少。ただ安全であることから、楽しさと誇りが必要。

戦後体制は行き詰まった。前提として、官僚による規格大量生産、終身雇用年功序列、職縁社会核家族。東京一極集中、没個性教育、一国平和主義。明治以来のこれら制度は全く時代遅れ。

地域主権型道州制で国の機構は縮小すべし。

道州制こそ地域格差を是正する。国債は道州債に時価で肩代わりすれば、格差は減少する。

東京一極集中も全廃する。経済の中枢管理機構。
情報発信も制限、日本の人口規模で外国人記者クラブが一つしかないのはおかしい。1942年の国家総動員法で東京集中となったらしい。
文化創造活動も。

道州制にするということは、戦後体制を変えること。これがないと日本復活はできない。

反論によくあるのが、共同体と機能体を混同した議論。
地方紙や地方放送局も発展する。共同ネタと東京代理店支配から脱却できる。
外国とも各道州は個別にパートナーシップを結ぶ。

大阪都構想はこれらの第一歩。
いま政令市改正法案出てる。
しかし、あくまで区長は選挙し区議会ないと、区民の声は届かない。また徴税権も。
基礎自治体である以上、税制と、議会、公選区長が必須。

ーーー質疑ーーー

移民は、それに相応しい職業が何か?による。移動もそれによる。
いずれにせよ、この10年のうちに、考えないといけない。
貿易赤字もなんとかしなくては。このままでは、輸入制限せざるをえなくなる。

90年代後半、橋本内閣で、首都機能移転法案を成立させた。しかし骨抜きにされた。
前回の安倍内閣で、公務員改革始めたが、人事院総裁は国会に出てこないなどサボタージュされた。
これはもう3回目。

官僚はいい人ばかり。戦前の軍人もそう。しかし組織としては、一億玉砕になってしまう。おそるべき組織。

日本の戦後体制は、冷戦下が前提だった。当時は集団的自衛権も

外務官僚は、外務省職員。外交官ではない。外国人との社交を、外交と、勘違いしてる。日本の意見を伝えることが、本来の外交。
道州制にすれば、各道州が外交できる。特に経済外交、文化交流ができる。