「敬天愛人」天を敬い、人を愛す。稲毛区内にある敬愛大学も、建学の精神としているこの言葉は、西郷隆盛が最も好んだものでした。天は人を平等に愛してくれるように、自分も一切の私利私欲という欲を捨て去り、同じように仁愛の人となろうと、目指していました。その言葉通り、西郷さんの仁愛と誠実さに魅かれ、多くの人が最期の瞬間まで、運命を共にしたのです。
「児孫のために美田を買わず」財産を残すと子供のためにならない。西郷さんは維新後に大臣になっても、ぜいたくを戒め、小さな家に住み、いつも粗末な服を着ていたそうです。日本を代表する偉人の西郷さんですが、一方で最も無私の精神をもった人でした。政治家の模範としたい精神です。
(『いどばた稲毛』2010年12月号掲載)
「児孫のために美田を買わず」財産を残すと子供のためにならない。西郷さんは維新後に大臣になっても、ぜいたくを戒め、小さな家に住み、いつも粗末な服を着ていたそうです。日本を代表する偉人の西郷さんですが、一方で最も無私の精神をもった人でした。政治家の模範としたい精神です。
(『いどばた稲毛』2010年12月号掲載)