千葉市は平和市長会議に参加しています。

しかし私は、いろいろな点で疑問があります。

そこで広島市に、平和教育の実態を、先日視察してきました。



写真中心に投稿します。



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原爆ドーム。



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後ろは広島平和記念資料館。



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館内の展示。たくさんの小中学生が来ています。


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広島には軍用地があったので、原爆投下された…?


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朝鮮人の強制連行…といっても日本人もされていたし、そういう負担を皆で乗り越えなくてはいけない時代だったのでは?



以下、アメリカの、原爆投下までの経緯… 無念です。
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アメリカの論理は異常だ。
「戦争の早期終結のためには、日本人の民間人が何万人死んでも構わない」
ということだ。
当然国際法違反。
しかしアメリカ国内では今でも、原爆は正しかったと教え込まれている。
ここでも、アメリカのおかしさを指摘する説明にはなっていない。
教育とはおそろしいものです。。





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投下直後の写真。撮る人も涙が出た、とのこと。



戦後の広島の復興についても触れる展示が。少々の救いだ。
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以下は順路後半、被害の実物モデル。
かつて私も初めて来たときは、この怖さに衝撃を受けた。
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これらは子供に見せるべきものなのでしょうか…
怖いだけではないでしょうか。
平和教育といっても、受け容れられる人間としての段階がある。
発達段階に合せて、受容可能な情報、人間社会の真実が、ある。
いきなり恐ろしい原爆投下後の風景を見せられたら、子供にとってはトラウマになるだけでは?

強く強く疑問です。




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後ろは原爆死没者慰霊碑。
中央の碑には、有名な「安らかに眠って下さい 過ちは繰り返しませぬから」が刻まれてます。





その後は場所を変えて、被爆者の方から話を聴きました。

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広島県原爆被害者団体協議会の、坪井直理事長による講話。
以下メモ。

・20歳のときに被爆。

・ご飯は、お米2割、豆が何割か。味がしない。全部配給。それが戦争。果物もない。統制経済で。

・夢や希望ある20歳の若者が一瞬で消えた。悔しい。

・国は一円も出さない、未だに国家補償ない。戦争だから仕方ない、我慢せい、の一点張り。

・原爆は3000℃、鉄も溶ける温度。爆心から500mは骨すら残らない。自分は1kmだったから助かった。しかし身体はボロボロで、血まみれ。

・人を助けられなかったのが今でも苦しい。