自民党千葉県議会議員会主催の、
安倍晋三元総理の講演会に参加しました。

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いつもながら、未来の希望を感じる素晴らしいお話でした!

以外、メモです。

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修正合意は不満。野党は基本、反対たるべき。解散に追い込むべき。

谷垣さんは解散の確約もとったのだろうと信じたい、が、他に誰も知らないのでわからない。

民主党との大連立は反対!政策が違い過ぎる。日教組の支持する政党とは組めない!

いまの経済状況で税率をあげるのは、明確に反対。あげても税収増しない。かつてそうだった。

デフレ脱却を目指すべき。そのためには日銀に金融緩和してもらうこと。お札を刷る!
世界はみなそうして、貨幣を安くして、マネタリーベースを増やした。
日本だけが刷らないできたので、円高。
これではどんなに経営者が頑張っても勝てない。日本はそれでデフレに陥っている。

今がインフレならこの緩和はできない、が、今デフレなのでできる。インフレターゲットを3%ほどに設定すべき。
また、雇用を同時に創出する。日銀総裁の責任のもとに。
そういう日銀法改正をすべきだ。

お札を刷れば、はじめはインフレになる。ゆえに未来への投資となる公共投資が必要。

確かにいま、借金は大きい、が、インフレにして相対的に低下させるべき。デフレ下で財政再建はできない。

プライマリーバランスを黒字化すべき。平成14年に、23年には黒字化を計画した、が、リーマンショックや民主党のバラマキ政策で更に悪化した。
一度はかなり改善し、あと少しまできた。当時は私が総理だった(笑)

とにかくまずはデフレから脱却すること。
円を下げれば株価は上がる。
株価が上がれば、年金の運用がうまくいく。
菅総理の強い社会保障は、財源がないのに配ることで、まるで違う。

イノベーションに資源を投入すべし。スパコン。それで健康を取り戻す。はやぶさ。そういう成長を支援すべし。
日本にはまだまだ様々な可能性がある。

TPPは結果を出すべき。
農業はどの国も手厚く保護している。輸出をしていくべき。

攻めの農業。日本の米はダイヤモンド。温家宝の奥さんは、旦那が靖国問題で揉めてるとき、日本橋三越に米を買いに来る。
日本の米消費は700万トン。中国は2億トン。日本にはまだまだ可能性がある。

外交安保。いまは相互依存。
しかしこの20年間、軍事費を伸ばしている。
普通共産党一党支配なら、結果の平等だが、むしろ格差社会を作った。
ゆえに不満出やすい。それを防ぐのは二つ。
一つは高度経済成長。もう一つは愛国教育。これは反日教育。だから改革開放になったら反日記念館ができた。つまり、話せばわかる相手ではないことを、我々は踏まえるべき。

高度経済成長に必要なのは、資源。尖閣諸島海域に、かつて中国は全く関心なかった。しかし海底資源が見つかったら途端に態度が変わり、核心的利益と言い始めた。国内なら、チベット、ウイグル、台湾問題で使う言葉。それほどの覚悟。

無論彼らも戦争はしなくない。ゆえに、戦っても勝てない、というシグナルを、彼らに伝えるべき。アメリカが出てくる、ということを伝えるべき。

尖閣諸島に中国軍が上陸したとき、アメリカが護ってくれるかといえば、してくれない。信頼がないと。

鳩山首相は、日米同盟と同じように、日中韓関係が重要と、温家宝に言った。そこであちらの首脳は、こいつはバカだと思っただろう。だからあそこまで強硬な外交をしてきたのだろう、と、アメリカの国防省次官が!言っていた。
間違えたメッセージを伝えると、こうなる。

戦後、日本が独立を回復したとき、憲法以下すべての占領体制を捨て去って、新しく出発すべきだった。
象徴が、赤軍派のテロ。身代金を要求し、釈放。他の選択肢はなかった。憲法に触れるから…世界は非難した。
その一ヶ月後、ドイツもハイジャックされたが、特殊部隊を送り、テロリストを全員射殺した。世界は賞賛。
何が違うか。ドイツは憲法を何度も変えていた。日本は変えていなかった。

拉致問題も、1977年に一度日本が捕まえた。北朝鮮にそれで追求すればよかったが、そうしなかった。そして横田めぐみさんが拉致された。戦後の体制は、13歳の少女を護れなかった。

まずは96条。改正を過半数にする。反対議員を落とそう!

教育基本法を改正した。教育目標を書き込んだ。郷土愛、公共心、愛国心。家庭の責任も書いた。
しかし民主党政権で、検定も骨抜きになった。やはり退場させねばならない。

東日本大震災で、守るべき日本の価値を示してくれた。
戦後の仕組みでは、価値の基準を、損得に置いてきた。しかしそれを超える価値がある!ということを示してくれた。家族を守るため、日本を守るため、時には命も懸ける。

天皇皇后両陛下が被災地に慰問された。これに救われたという人が多い。これは権威の力。皇室の圧倒的な伝統。
明治天皇も、昭和天皇も「雄々しさ」を詠った。今上陛下もゆえにそうしたのだろう。

ジョージ有吉さん、将来のハワイ知事が、戦後貧しい靴磨きの少年に会ったとき、パンをあげた。
そしたら少年は、しまった。
食べないの?と聞いたら、僕にはただひとりの家族、三歳の妹がいます、だから持って帰ります、と。
それを聞いて有吉さんは、同じ日本人の血が流れていることに誇りを感じた。


我々は日本を正すために、民主党政権を倒さねばならない!頑張りましょう!