今日は振替休日ですが、議員に休みはありません(`_´)ゞ

若葉区倫理法人会のモーニングセミナー。写真は同世代の、藤代会長!いつも元気です!
photo:01





エース教育総研の青木清講師「徳育教育の重要性と三分間のこころざし実習」
photo:02




こころざしと言えば、田沼隆志!
タイトルにどうしても惹かれ、参加してきました。

以下メモです。



ーーー
57年間、先生をやってきた。
知育徳育体育で、徳育は最も大切。戦前は日本の教育は素晴らしいと言われてきたが、今は停滞してしまった。


人格を高める。昔はお国のため、会社のため、殿のため。自分以外に尽くすのが素晴らしかった。しかし今は、権利と利得追求。これはGHQの愚民化政策。


そこで立ち上がったのが、我々学習塾。日教組は塾をやめさせようとした。一方で自分の子供は塾に行かせたり。教育は、理想と現実が異なる。


自分は戦前生まれで、修身教育も受けて来たので、こういう変化の大きさは、よくわかる。


photo:03




人柄の勉強をすべき。知ってるだけでなく、実践しないと、効果がない。


97歳で再婚し、106歳で世界を歩き、ロシア語を勉強している先輩がいる。大変刺激になる。80で老いたなどと言ってられない(笑)


戦前は、教育はしっかりしていた。子供が悪いことしていたら誰でも注意した。社会全体が、いい国を作ろうとしていた。今は注意すると刺されかねない。知育徳育体育の中で徳育をやってないのは日本だけ。


GHQはこの日本のすごさをよくわかっていた。竹槍で本気で戦おうとしていた。これにソ連も同調し、戦後は戦前を全面否定した。家庭教育、学校教育、社会教育が大幅に低下した。

かつては父親は家長で、親の言うことは絶対。今は個人主義の美名の元に、権利を主張し義務を負わない。


photo:04




悪平等がいまだに残っており、公立学校ではヤル気ある教師の頭を抑える。出る杭は打たれる。するとダメな方に育っちゃう。異動はあってもクビはない。一方私立は、いい教育なら評価する。ゆえに私立の方が伸びた。公立では先生はビクビクしてる。


そしてゆとり教育。分数のできない大学生。アメリカの場所を知らない大学生。そういうバカ大学生を量産し、会社の新入社員もヤル気がない。その点、韓国の教育は素晴らしい。とにかく競争している。朝から夜まで13時間勉強している。その結果、電機メーカーはサムスンに完敗。中国インドにも。


OECDの学力国際比較で、かつて日本はほとんど一番だったが、今は8位、9位など、低下した。英語力は55カ国中51位。昔は中国は金儲けで測ったが、今は頭脳で測っている。数年内に中国はアメリカに学力も追いつくだろう。中国のすごさは何よりこの頭脳の伸び。とんでもない国になる。


IMDの世界企業競争力ランキングで、日本は26位。語学力は58位。ドンドン低下している。


そして徳育。先生や親を尊敬している割合が、他は八割以上だが、日本は20.7%。この数値が50%を切ると国家が危ない。
photo:05




最近はとんでもない事件を若者が起こす。これは特殊例ではない。一事は万事。日本の大学ランキングは東大でも30位。そのうち日本はマレーシアやベトナムにも負けるだろう。目つきが違う。そういう世界の中の位置づけや、力の現実を、素直に受け止めなければならない。


青木:この時代を切り開くのが、生きる力。10のこころがけ。人間力。
photo:06




昔の家庭教育は、小さい頃から自立心を養うことを目指していた。自分は14歳で卵を20円で売り、10万円稼いだ。ヤル気があれば子供でもできる。実践させるべし!