ご報告が遅れてしまいましたが、11月15日、
中小企業経営者の学びの場である、美浜区倫理法人会で「倫理で日本を変える」と題して、講話しました。
動画はこちらです↓
http://ameblo.jp/chiba-sidounokai/entry-11086588848.html
以下、ポイント要約です。
●いまNHKで「坂の上の雲」をやっている。日露戦争は世界最大のロシア陸軍が南下してきて、国の存亡をかけた捨て身の戦いだった。もしかしたら私の名前も「田沼タカシコフ」とか「田沼タカスキー」となっていたかもしれない。よくしのいでくれた。感動する。
●歴史というのは、先人の皆さんの苦労と汗と涙と犠牲の積み重ね。 莫大な犠牲や苦労の歴史を乗り越えて、今の日本、今の豊かさがあるということ皆が知るべきだし、そういう歴史をしっかり若者に教えるべき。
●そして政治の世界に入ることを決断したのは、鹿児島県知覧で特攻隊の遺書を読んだこと。彼らは若くして命を捧げてくれた。遺書を読めばわかるが、真に家族や故郷を思っての行動だ。一方で「いま再び危機があるのに、俺は何をやっているんだ」と思い、仕事のやりがいもあったが、思い切って退職、政治の世界に飛び込んだ。
●今はまさに国難。思いがあっても行動しないとだめ。日本のために、リスクを取れる人がとらねば、他に誰がやるのか? 選挙と政治には関わりたくないという人が多いが、それは間違い。本気で社会を良くしたいなら、民主主義なのだから、選挙で変えるしかない。嘆くだけでは何もしていない、のと同じ。
●本気でやるなら、手を抜いたらダメ。私は歌をやっているが本気でない歌は伝わらない。必ずばれる。私は議会質問も毎回徹夜。週1回の駅立ちなどの約束も全て守っている。
●日本を好きになれる教科書、道徳心と公共心を回復する教科書を選びましょう、と言うと、なぜ右翼になるのか疑問だ。しかし何と呼ばれようとおかしいものはおかしいと言う。地域なら無縁社会、若者なら秋葉原事件や援助交際など、日本の心がおかしくなってきている。これをなんとしても正常化したい。教育再生は待ったなしだ。
●しかし6人の教育委員の大半は、自分の部屋もなければ机もない。月に1、2回の会議しかやっていない。それで教育の最高責任者ができるだろうか? その他、あまりに形式主義的。教科書もほとんどの教科で、半世紀近く同じ会社のものを使用している。
●企業の経営では、目標があってそれを達成できないときに、人材を変える、戦略を変えるなど勇気を持って決断していくが、行政、とくに教育の世界にはそれがない。それを大阪維新の会は「教育基本条例」で打破しようとした。大変期待している。
●このまえ中国に視察に行ってきた。まだ途上国であり、自己中心的で困った人たちだが、ものすごくバイタリティがある。必死で働いている。おそらく成長は止まらないだろう。これからの日本は、アメリカでもロシアでもなく、中国とどう付き合っていくかが決定的に重要。大戦略をもっていないとやられる。というか、既に相当やられている。
●これから日本は幾多の困難を乗り越えていかなくてはならない。明治維新、日露戦争、大東亜戦争など国難の状況に先人たちがどう立ち向かったか、どのような犠牲があったか、そういった歩みを指針に、新しい決断をしなければならない。
●教育を本当に変えられるのは、地方自治体では市長だと考える。しかし熊谷市長は無関心。正しい市長を選ぶということに、戦略を集中してやっていかないと難しい。
●以上の思いで、先頭に立って倒れる覚悟でがんばっていく。気づいた人間がやらなければやる人がいなくなってしまう。皆さんにも是非、一緒に闘っていただきたい!