田沼ニュース 第51号  H23・6・30


月曜日で、6月議会を終えました。
充実した、盛沢山の議会でした。



■■■一般質問終えました!■■■


8月の教科書採択前の、最後の議会質問。
力が入りました。

教科書問題で、採択前の最後の質問ですから、
すぐに退けられるポイントでは戦わないこと、
なるべく当局が受け容れられる提案をすること、
を心がけました。

皆さんにもアンケートにご協力頂き、ありがとうございました。
それらもまとめて、ぶつけました。

が、直接議員が教科書を選ぶわけではありませんから、
あとは教育委員さんの良識と、当局の改善姿勢に任せるしかありません。
信じて待ちたいと思います。


▼『平成23年第2回定例会 議会質問 ①教科書採択について』
http://amba.to/kLo3nK  

様子は、千葉市議会のHPから動画でご覧になられます。
http://p.tl/W03q  



※なお、私の23日の一般質問の時間が4時前後と予想の時間をお伝えしていましたが、当日の議会状況で、だいぶ早まってしまいました…
わざわざお越しいただいたのに、時間に間に合わなかった方は、大変申し訳ありません。
様子は上位の動画でご覧になれますので、ぜひご覧ください。




■■■同種の陳情も採択!■■■


先日、自民党と私で共同提出した、教科書選定に関する要望書ですが、
http://ameblo.jp/tanuma/entry-10902509952.html  

それとほぼ同内容の陳情が、一般市民の方から提出され、
6月27日の教育未来委員会で(私もその委員)、採択送付されました!
http://www.city.chiba.jp/shigikai/kekka-menu.html
(↑に、いずれ今議会の結果が載ると思います)


これまでになかった、画期的な前進です!
要望は当局が聞かない自由がありますが、
採択された陳情には、市議会の議決事項ですので、法的効力があります。
言い方を変えれば、陳情に沿わない当局の事務には、一般質問で追及ができます。
非常にうれしく、感無量です。

これで採択適正化に向けて、私のできる環境整備は、全てやり切りました。

賛成議員は、私のほか、自民党4名、櫻井議員(みんなの党)。
(名簿)
http://bit.ly/m9OG1q
今回、自民党さんには、本当にお世話になりました。感謝です。
またみんなの党の櫻井議員は、教育問題での見識が深く、政策も共通しており、信頼できる同志です。
※みんなの党は党議拘束がないため、教育問題では櫻井議員個人で判断しているようです



私の政策は、一貫して、真正保守。
私の所属する「創生日本」は、
自民党内の安倍晋三系、たちあがれ日本、みんなの党保守派、保守系無所属議員などのグループ。
http://sosei-nippon.jp/

もちろん、選挙上のメリットなどは全くありません。真に政策のみで集っています。
国会議員の議員連盟ですが、私のような地方議員も募っています。
国政のみならず、千葉市議会でも同様に、活動を広げ、
民主党と戦っていきたいです。




■■■選挙でのお約束政策も■■■


4月の選挙でお訴えした政策群についても、その概要のみ、質問しました。


▼『平成23年第2回定例会 議会質問 ②千葉立て直し政策』
http://amba.to/lSmhsL  

行革徹底では、職員数削減について。
福祉改革では、少子化対策、高齢者の顕彰など。

これらはみな、千葉を再建するための、大改革構想をベースに、お尋ねしています。
行革断行、福祉の転換は、国家的課題です。

単にそれだけでは市民サービスが低下します。
そこでイギリスのキャメロン首相が唱える「大きな社会」構想に、私は興味を持って
います。
単なる市民参加ではなく、社会が担える範囲を広げ、また力を付ける支援を行政がするというものです。
それに関連付けながら、質問をしました。

今後の9月議会などで、更に深く追求していきたいと思います。




■■■新基本計画は、意義が薄い…■■■

今回の定例会では、「千葉市新基本計画について」についても、質問と反対をしまし
た。
http://bit.ly/j4DBwd  


・計画に数値などメリハリがほとんどなく、存在意義が薄い
・内容的にも不備が多い(幕張などの戦略性の欠如、財政再建の取組欠如、など)
・行き過ぎた子供中心主義になりかねない

などの点から、反対をしました。

議案質疑の原稿(http://amba.to/k2ev8R
その動画(
http://p.tl/AID7
反対討論の動画(
http://bit.ly/manUoa



結局、私と共産党のみ反対で、可決されましたが、
実はこの基本計画は、多くの議員、職員も、存在意義が薄いとわかっています。
名前は言えませんが、多くの関係者から賛同の言葉を頂いていますので…

ただ、変えるのも面倒だし、やめることもできない(法律で設置義務あり)し、
まああっても意義はないけど害もないのでとりあえず惰性で続けている…
そんな風に皆さん捉えているんだろうと、思います。

私は「想い」や「決断」のない計画は、存在自体が害悪だと思っています。
だったらない方が、シンプルです。シンプルだからこそ、力強くなるのです。
シンプルなこと、無駄のないことの、意義を、私は強調したい。

ましてや「基本」計画と名乗るなら、
その中身が「きれいごと集」で何の実効力もないのでは、困ります。
これからも計画の在り方には目を光らせ、無駄は排除するよう、努めます。




■■■教科書採択に関する講演会開催!■■■


教科書採択に関する講演会が千葉で開催され、
八木秀次・高崎経済大学教授 がご講演されます。
無料で第一線の方の話を聞ける貴重な機会。ぜひご参加ください!
ご希望の方は事前に私までご連絡ください。


主催:千葉県神社庁
日時:7月2日(土)11:30~12:15頃
場所:グリーンタワー千葉
演題:教育基本法改正で、教科書記述はどう変わったか
費用:無料
連絡先:080-3017-4976(田沼隆志本人直通)
    
tanuma@tanuma.info
    11:15に、グリーンタワー入口ロビーで、待ち合わせしましょう




■■■残りわずか!教科書展示会で声を届けよう!■■■

今年の夏は、教科書の採択。
小中教科書の展示会は下記の会場です。
これまで話題になってきた教科書の、現物が見られますので、ぜひご参加を!


▼千葉県
県教育委員会では、平成24年度に使用する教科用図書を,県民の皆さんの閲覧・研究などの参考にしていただくため、平成24年度に使用される教科書の見本を展示する「教科書展示会」を開催します。
http://www.pref.chiba.lg.jp/kyouiku/shidou/shou-chuu/kyoukasho/oshirase.html  


【期間】6月17日(金)~14日間 (各会場の休館日を除く。)
【会場】教科書センター(県内21ヵ所)及び移動教科書展示場(県内4ヵ所)

※展示期間、開館・閉館時間、休館日などは、一覧をご覧ください。
(pdf)
http://www.pref.chiba.lg.jp/kyouiku/shidou/shou-chuu/kyoukasho/documents/h23 tenjikai.pdf


▼千葉市
平成24年度に小・中・高等学校、特別支援学校・特別支援学級で使用する教科用図書の見本を下記により展示します。
(pdf)
http://www.city.chiba.jp/kyoiku/gakkokyoiku/shido/download/23kyokasyotenji.p
df

【期間】 6月17日(金)~6月30日(木) 9時30分~16時30分
【会場】 千葉市民会館4階「第1・第2会議室」(中央区要町1-1)

【問合せ】 市教育委員会学校教育部指導課
電話 245-5934


これが一番肝心ですが、アンケートに回答し、
ぜひ皆さんの良識を、教育委員会に伝えて下さい。
一言でも、ちゃんと「1」とカウントされるので、内容の深さよりも、出すこと自体
を、優先くださると幸いです。
日本を好きになれる教科書は、みなの願いだということを、教育委員さんに伝えま
しょう!



■■■もう夏本番ですね。ご自愛下さい■■■