10日、成人式(正式名称は「成人を祝う会」)に、議員として参加してきました。
これで2度目です。
昨年9月議会で議会質問をした通り、
http://ameblo.jp/tanuma/entry-10647377772.html
私は成人式のあり方には非常に疑問がありました。
式典として、厳粛かつ心に残るものをやらねばならないと訴えていました。
その危機感は当局にも伝わったようで、今年はこれまでにない改善策を、いくつかやったようです。
それを確認するためにも、出席してきました。
今年の参加者は9000人弱。出席率は70%を越えて過去最高だそうです。
ただ、着席をしているのは70%もいないでしょう。同級生と話すのは式典後でもできますので、式典中は着席してもらいたいものです。
指定席などにできればよいのでしょうか。。
それから、照明が、会場内で明るいと感じます。
厳粛な会にするには、つまり私語や移動は控えなくてはと思わしめるには、
暗い方がいいと思います。
なぜ明るいままなのか、何か理由があるのかもしれませんので、当局に確認したいと思います。
今回の内容で、新しく、かつとてもよかったのが、
市内各中学校の担任教員・市民からの、エールの映像です。
市内のすべての中学校の先生から、各校を代表して一人ずつ、卒業して5年経つ新成人たちへのエールが送られました。
新成人は自分の出身中学の先生が来るのを待っていたようで、式典の中でも最も静かに集中して画面を見ていた時間でした。
学校の先生は、ある意味、親に次ぐ親のような存在ですから、
その先生からのエールには、胸に響くものもあったことかと思います。
多分私が新成人の立場だったら、かなり感動していたことと思います。
今後もぜひ充実させてもらいたいと思います。
一点、細かいことですが、先生方によっては、学校名を言わないままの方もいました。
やはりどこの中学校かは、必ず名乗ってからやって頂ければと思います。
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その後、きぼーるにて、第2成人式というイベントに、参加してきました。
http://www.shientai.net/25th-ceremony.html
被選挙権を得る、つまり立候補できるようになるのが、25歳。
それを第2成人と位置付け、お祝いしようというイベントでした。
出席したのは、
熊谷市長(元民主党市議、32歳)
小川としゆき議員(自民、37歳)
山本直史議員(新政ちば、41歳)
田沼隆志(無所属、35歳)
それぞれバックグラウンドも違い、キャラクターも全く違うので、とても面白い話となりました。
特に私は、完全無所属でありまた政治経験もないところからの挑戦でしたので、
参加されてる第2成人の皆さんと一番立場的には近い人間だったと思いますので、
そのあたりのハードルの高さなどをお話しました。
記憶をたどりつつですが、一部抜粋します。言いたかったけど言えなかった(指名されずに)ことも含めて。
・はじめの選挙は700~800万円かかった。すべてボランティアでも、下手だとそうなる。節約すれば数百万円でできる
・無所属はやはり名簿も資金援助も応援者も党の信用もないので、かなり大変だが、仲間がいればなんとかなる
・政党所属の良し悪しもあるが、まずそもそも政党とは「政策が共通の仲間」であるので、たとえ不利な政党でも政策が同じと思ったら入るべきだし、たとえ入党すれば選挙に有利でも政策が違うなら入るべきでない
・年間100日しか議会がないというが、議会以外の時間は議会報告をしたり、地域の問題解決やイベントに参加をしたり、政策を勉強したりで、ちゃんとやっている議員は寝る間もないくらい忙しくしている
・政治家になって良かったかといえば、もちろん良かった。お金や、休みがないことなどは正直、割に合わないが、社会を変えられる。日本を立て直す一部になれる。本当に何かをしたいという人にとっては、政治家は素晴らしい職業だと思う
・いまは一万人に一人しか立候補しない計算となる。もっと多くの若者に立候補をして欲しい。確かに大変だがやりがいも大きい。
というより、日本の未来のためにやらねばならない課題が山積みであり、若い我々こそがそれをやらずして誰がやるのかと思う。ぜひ共にたちあがり、日本の復活のために戦って欲しい
その後は若者たちと、居酒屋での懇談。
私は講演などより、むしろこういう一対一の話の方が好きです。
多くの出会いがあり、楽しかったです。
もっともっと長くやりたかったですが、すぐに終了となってしまいました。
この日に出会った若者たちとは(もちろんまだ会ってない人でも結構ですが)、
政治を変え、日本を立て直す同志として、
長く付き合いたいです。
若者が変われば、未来が変わる。
共にたちあがろう!